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平成18年第50回定例会(第1号 9月 8日)
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  1. 篠山市議会 2006-09-08
    平成18年第50回定例会(第1号 9月 8日)


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    平成18年第50回定例会(第1号 9月 8日)         第50回篠山市議会定例会会議録(1)            平成18年9月8日(金曜日)               午前 9時30分 開会   〇出席議員(22名)      1番  植 村 義 昌         2番  降 矢 太刀雄      3番  吉 田 浩 明         4番  波多野 元 治      5番  森 本 富 夫         6番  河 南 克 典      7番  谷   貴美子         8番  松 本   孜      9番  谷 掛 加津一        10番  酒 井 斉 祥     11番  天 野 史 朗        12番  市 嶋 弘 昭     13番  岸 本 厚 美        14番  九 鬼 正 和     15番  植 野 良 治        16番  田 中 悦 造     17番  岡 前 昌 喜        18番  西 田 直 勝     19番  藤 本 忠 男        20番  足 立 義 則     21番  市 野 忠 志        22番  小 林 正 典
    〇欠席議員(0名) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        瀬 戸 亀 男    助役         稲 川 敏 之  収入役       中 西   肇    教育委員長      大 前   衛  教育長       畑 中 陽 次    代表監査委員     佐 圓   隆  総務部長      大 対 信 文    政策部長       村 山 紳 一  生活部長      田 中 保 昭    福祉部長       平 野 芳 行  保健部次長     上 本 義 博    産業経済部長     中 西 宗 一  建設部長      円 増 幸 雄    人権推進部長     今 井   進  公営企業部長    三 原 喜十郎    教育部長       粟 野 章 治  監査委員・公平委員事務局長            西 垣 正 和    消防長        大 前 良 太  城東支所長     向 井 祥 隆    多紀支所長      関 口 恵 士  西紀支所長     山 本 喜代治    丹南支所長      小 稲 敏 明  今田支所長     松 本 和 良 〇議会事務局職員出席者  局長        穴 瀬 雅 彰    課長         池 野   徹  課長補佐      梶 村 徳 全 〇議事日程 第1号 平成18年9月8日(金曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  会期の決定   第 3  諸般の報告        ・例月出納検査報告        ・陳情書等   第 4  行政報告        ・寄附採納報告   第 5  承認第  9号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 9号 平成18年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第2                号)   第 6  承認第 10号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第10号 平成18年度篠山市水道事業会計補正予算(第1号)   第 7  議案第 91号 篠山市パブリックコメント手続条例制定について   第 8  議案第 92号 篠山市附属機関等の会議及び会議録の公開に関する条例                制定について   第 9  議案第 93号 篠山市附属機関等の委員の公募に関する条例制定につい                て   第10  議案第 94号 篠山市立西紀運動公園条例制定について   第11  議案第 95号 篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例制定に                ついて   第12  議案第 96号 篠山市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例制定につ                いて   第13  議案第 97号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正す                る条例制定について   第14  議案第 98号 篠山市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定につ                いて   第15  議案第 99号 篠山市消防本部及び消防署の設置に関する条例等の一部                を改正する条例制定について   第16  議案第100号 高規格救急自動車購入契約について   第17  議案第101号 篠山市今田老人福祉センターデイサービスセンターの                指定管理者の指定について   第18  議案第102号 篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定について   第19  議案第103号 篠山市土地改良事業の施行について   第20  議案第104号 篠山市土地改良事業の施行について   第21  議案第105号 平成18年度篠山市農業共済事業に係る無事戻金の交付                について   第22  議案第106号 平成18年度篠山市一般会計補正予算(第2号)   第23  議案第107号 平成18年度篠山市宅地造成事業特別会計補正予算(第                2号)   第24  議案第108号 平成18年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第3                号)   第25  議案第109号 平成18年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算                (第1号)   第26  議案第110号 平成18年度篠山市診療所特別会計補正予算(第1号)   第27  議案第111号 平成18年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)   第28  議案第112号 平成18年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第2号)   第29  議案第113号 平成18年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第1号)   第30  議案第114号 平成18年度篠山市水道事業会計補正予算(第2号)                  午前9時30分開会 ○議長(小林正典君)  皆さん、おはようございます。開会に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  夏の厳しい日差しも、ようやく陰りを見せ、さわやかな初秋を迎えるとともに、稲の刈り取りも本格的に始まりました。  議員各位には、ご健勝にてご参集賜り、本日ここに第50回篠山市議会定例会を開会できますことは、市政のため、まことにご同慶にたえません。  議員各位には、6月定例会後、本日まで公私極めてご多忙の中、各常任委員会を初め議会運営委員会、各種会合、行事への参加など、精力的な議会、議員活動をいただき、心から感謝申し上げます。  今期定例会は、条例制定、条例改正や一般会計を初め、各特別会計の補正予算、さらには平成17年度決算認定など、重要な案件が上程されます。特に、決算認定にあっては、閉会中の継続審査となる予定ですが、議員各位には慎重なご審議をいただき、市民の皆様の付託にこたえる適切妥当な結論が得られますよう念願するものでございます。  時節がら、皆様方には、ご自愛の上、ますますご健勝にて精励賜ますようお願いを申し上げ、開会のごあいさつといたします。  ただいまから第50回篠山市議会定例会を開会します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(小林正典君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、10番、酒井斉祥君、11番、  天野史朗君、12番、市嶋弘昭君を指名します。 ◎日程第2  会期の決定 ○議長(小林正典君)  日程第2.会期決定の件を議題にします。  お諮りします。  本定例会の会期は本日から9月26日までの19日間にしたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から9月26日までの19日間に決定しました。 ◎日程第3  諸般の報告
    ○議長(小林正典君)  日程第3.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたからご了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき、議案説明のため、市長、代表監査委員、教育委員長及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたのでご了承願います。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成18年5月分の出納検査報告書が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  なお、関係諸表は議会事務局に備えておりますので、ご了承願います。  次に、閉会中に陳情書等2件が議長あてに提出されております。文書表とともにその写しをお手元に配付いたしておりますので、お目通しいただきたいと思います。  なお、これらの要望につきましては、市当局において措置すべき内容でありますから、十分検討を加えられるよう申し入れたいと思いますが、認定こども園制度に関する要望につきましては、民生福祉常任委員会においても調査研究をいただきますようお願いいたしたいと思います。  次に、関係議長会の報告をいたします。  去る7月13日、全国市議会議長会の理事会が開催され出席いたしました。近畿市議会議長会関係について、去る7月7日、第1回支部長会が開催されました。また、7月20日には、第1回理事会が開催され、副議長とともに出席いたしました。  次に、兵庫県市議会議長会関係では、7月18日に監事会・理事会を篠山市において開催しました。7月27日には洲本市において、第221回総会を開催、平成17年度歳入歳出決算を認定しました。  次に、阪神市議会議長会関係では、7月24日伊丹市において定例会が開催され、副議長とともに出席いたしました。また、8月9日、10日両日研修会が松山市で開催され、これまた副議長とともに出席し、同市における議会運営、まちづくり事業等について調査いたしました。  次に、8月25日には、丹波少年自然の家事務組合議会臨時会が招集されました。当日は、正副議長選挙が行われ、議長に尼崎市議会議長が、副議長に篠山市議会議長として私が就任しました。そのほか、平成17年度歳入歳出決算の認定等を行いました。  いずれも資料等は、事務局に備えておりますのでお目通しいただきたいと思います。  これで、諸般の報告は終わります。 ◎日程第4  行政報告 ○議長(小林正典君)  日程第4.行政報告を行います。  市長から報告がございますが、それに先立ちまして、寄附採納の報告文書を事務局長に朗読させます。                  (事務局長朗読) ○議長(小林正典君)  瀬戸市長、報告願います。 ○市長(瀬戸亀男君)(登壇)  議員の皆さん、おはようございます。  市長報告に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  昨年に引き続き、厳しい暑さに見舞われた今年の夏でしたが、ここに来まして、朝夕が少ししのぎやすくなったように思います。市内では、稲の刈り入れも始まり、夜には虫の音も聞かれるようになり、次第に秋の訪れを感じるようになってまいりました。  本日、ここに第50回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には極めてご壮健にて全議員ご出席のもとに開会できますこと、市政推進の上からまことに喜ばしい限りでございます。  また、平素から真摯な議会運営と積極的な議員活動を通して、市政の進展にご精励をいただいておりますことに、心からの敬意と感謝を申し上げる次第でございます。  さて、本定例会に提案し、ご審議賜ります議案は、平成18年度一般会計並びに特別会計等補正予算、条例制定、条例改正、平成17年度一般会計並びに特別会計、公営企業会計の決算認定にかかります提案等、重要な案件ばかりでございます。どうか、慎重なるご審議をいただきまして、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げます。  では、早速報告に入らせていただきます。  報告の第1点目は寄附の受け入れでございます。現金1件200万円、物品6件172万5,005円相当額であります。寄附の目的を示され、その志をもっての奇特な寄附の申し入れございましたので、これを採納させていただきました。そのご厚志にこたえるべく、有効適切な活用に努めてまいる所存でございます。  第2点目は「のじぎく兵庫国体」と全国障害者スポーツ大会である「のじぎく兵庫大会」の開催についてでございます。  「のじぎく兵庫国体」開催まで、あと3週間となりました。折も折、兵庫県在住の宮崎県出身者で組織されている「兵庫宮崎県人会」の皆さんが、阪神大震災時における宮崎県民からの支援に感謝し、本国体と10月14日から始まる全国障害者スポーツ大会に参加の宮崎県役員・選手団600名に対し、丹波焼湯呑みセットを贈呈されることになりました。丹波立杭陶磁器協同組合は、同県人会の要請にこたえる形で全面的に協力することとなり、篠山市からの応援メッセージも添え、つけさせていただくことと相なりました。  震災11年後の故郷に対する感謝という尊い心に共感するとともに、その橋渡しを担う丹波焼のさらなる振興にもつながるものと期待をいたしているところでございます。  第3点目は、第18回全国車いすマラソン大会についてであります。  今年も、9月24日、丹波篠山を舞台に開催されますが、この大会は、身体に障害を持つ方々が、車いすマラソンを通して困難に立ち向かう勇気とチャレンジ精神をはぐくみ、みずからの可能性に挑戦していくことに大きな意義があり、また、大会への篠山市民等の支援、協力を通して、障害者への理解をさらに深めていこうという目的がございます。  また、今回は先ほどふれました「のじぎく兵庫大会」のプレイベントとしての位置づけもございます。この大会を通して、障害者の皆さんの社会参加がさらに進み、ともに生きともに喜び合うすばらしい感動のメッセージを、篠山の地から全国に発信できればと願っているところであります。  第4点目は、防災訓練、図上訓練の実施についてであります。  篠山市で発生した震度6強の大規模地震を想定し、その初動期における災害対策本部員等が行う意思決定、役割確認、応急対策等について、9月1日、図上訓練を実施いたしました。  当日は、図上訓練ということで、実際の災害を想定した対処方法等を幹部職員が中心に模擬体験をいたしました。私自身本部長として、どう対処してよいのかということを、大いに考えさせられるとともに、実際の災害時にこの訓練を教訓として、対処に遣漏なきよう備えたいという気持ちを新たにしたところでございます。  我々市役所の職員は、住民の生命と財産をいかに守り、安全と安心を確保するかという大きな使命を持っております。それぞれの部署において、しかも限られた人数でどういった動きをするのか、どうすれば迅速に、しかも着実に災害に際して対処できるのかということを考えるよい機会となったのではないかと思っております。  第5点目は、名誉市民である河合隼雄文化庁長官が、8月17日午前、脳梗塞で重篤になられたことであります。入院後、直ちに手術を受けられ、現在は小康状態であると聞いております。先月24日には、お見舞いに行ってまいりました。  長官は、国の文化行政はもとより、篠山市にとってもかけがえのない方であります。河合先生には、チルドレンズミュージアムの名誉館長としてご指導もいただいており、この11月にチルドレンズミュージアムで開催する子育てフォーラムでは、講演もお願いをしているところでございます。どうか、一刻も早いご回復をお祈りするところでございます。  第6点目は、今田薬師温泉の入湯客100万人突破についてでございます。  1昨年2月にオープンをいたしました「今田薬師温泉ぬくもりの郷」は、予想をはるかに上回る入湯客にご利用いただき、先月5日、ついに100万人を突破いたしました。掛け流しのお湯などが好評の要因だと思われますが、今後とも、市民初め入湯客にくつろぎの場を提供してほしいと思います。  また、昨年10月に開館をいたしました兵庫県陶芸美術館は、7月中旬に入館客が10万人を超えたと聞いております。こちらも目標を上回るペースで、企画展や陶芸教室が好評のようであります。いずれにいたしましても、地域の活性化に大きく寄与しているものと思います。  第7点目は、8月15・16日に開催をいたしました第54回デカンショ祭りについてであります。  幸い両日とも好天に恵まれ、2日間で約17万人の人出でにぎわい、大成功のうちに幕を閉じることができました。議員諸氏におかれましても、オープニングセレモニーから多数ご参加をいただきありがとうございました。  今年は、踊りを中心とする盆踊りの原点に立ち返ったデカンショということで、高さ8メートル、四方20メートルの巨大やぐらを囲んでの「ヤグラ総踊り」を展開いたしました。  小・中・高校生による「ヤグラ演奏会」、三の丸広場にお越しの皆さんを対象にした「踊り講習会」、ジュニア、団体による「競演会」、そして「ヤグラ総踊り」と続き、踊りの輪は時間とともに大きくなっていきました。  市街地は、あんどんやちょうちんで美しく飾られ、会場周辺では見事に彩られた「灯り装飾」が、竹の美しさと日本和風の伝統の良さを醸しだし、篠山の雰囲気によく似合う盆踊りの風情を演出していたように思います。  また、夜の総踊りも、自治会を初め各種団体や企業の積極的な参加によって、踊りの輪も大きく広がり、県下最大の民謡の祭典にふさわしいデカンショ祭りとなりました。  我が郷土が誇りますデカンショ祭りに、温かいご理解とご協力を賜りました市民皆様を初め、開催にご尽力いただきました多くの関係皆様方に、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。  また、前後いたしまして、市内各所では、小学校区や自治会単位で地域住民参加のもとに、さまざまな夏祭りが盛大に行われました。少子高齢化が進む中、それぞれの地域にはさまざまな課題がございますが、こうした催しを通しても、明るく、そして住みよい地域づくりが進展いたしますよう願ってやみません。  第8点目は、姉妹都市提携35周年を記念したワラワラ市への市民訪問団の派遣についてであります。  アメリカ合衆国ワシントン州ワラワラ市とは、1972年8月15日に姉妹都市提携を締結いたしてから、来年2007年で35年になります。この間、相互の親善訪問などを通して、行政だけでなく住民同士での草の根レベルでの交流が深まってきております。  1994年からは、高校生による短期交換留学生派遣・受入事業も実施し、これまでに多くの若者が交流を深め、今日の友好のきずなを培っていただきました。  去る8月29日から9月7日までの間、ワラワラとの姉妹都市提携35周年を記念いたしまして、中西収入役を団長とする総勢22名の市民訪問団を、アメリカ合衆国ワシントン州ワラワラへ派遣をいたしました。そして、昨晩の午後10時に、全員元気に篠山にお帰りいただき、帰国報告をいただきました。  現地ではワラワラ市側の熱烈な歓迎を受け、市議会において今回の訪問の週を姉妹都市友好の週という位置づけ決議を採択されたと伺っております。訪問団は、ワラワラフェスティバルへの参加やパレードでのデカンショ踊りの披露など、35周年にふさわしい数多くの交流が持たれたとの報告を受けております。  来年はワラワラから姉妹都市提携35周年の市民訪問団を迎えることになっております。今後のさらなる友好のきずなを深めるよい機会となるよう、万全の体制で受け入れができるよう準備を進めてまいりたいと考えております。  以上、8点について報告を申し上げ、市長報告とさせていただきます。 ○議長(小林正典君)  これで、行政報告は終わりました。 ◎日程第5  承認第9号 専決処分の承認を求めることについて ○議長(小林正典君)  日程第5.承認第9号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  円増建設部長。 ○建設部長(円増幸雄君)(登壇)  ただいま上程いただきました承認第9号、専決処分の承認を求めることについて、専決第9号、平成18年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして説明を申し上ます。  下水道事業の財源であります市債を起こすことに関連して、公債費の元利償還金が高額となり、下水道経営を圧迫する高資本費対策の一環としまして、公営企業金融公庫から借り入れた起債で、利率6%以上のものに対しまして、低利率への借り入れをするものでございます。  このたび、平成2年、3年度に借り入れました利率6.3から6.7%の起債3,660万円につきまして、利率2.5%で借り入れ決定を得ることとなり、借り入れ実行日が7月28日でありましたことから、本会計の補正予算を7月20日に専決処分したものでございます。  内容につきましては、補正予算書のとおり、歳入歳出予算にそれぞれ3,660万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ12億4,123万円にするものでございます。  1ページで歳入の市債3,660万円を追加し、次のページの歳出で公債費3,660万円を追加しております。  次の3ページでは、地方債の追加を、また次ページ以降は事項別明細書として、歳入で3,660万円の受け入れと、歳出として元金3,660万円を償還するものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから承認第9号を採決します。  本件は承認することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立全員です。  したがって、承認第9号は承認することに決定しました。 ◎日程第6  承認第10号 専決処分の承認を求めることについて ○議長(小林正典君)  日程第6.承認第10号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  三原公営企業部長。 ○公営企業部長(三原喜十郎君)(登壇)  ただいま上程いただきました承認第10号、専決処分の承認を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  今回、専決いたしました専決第10号、平成18年度篠山市水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、地方公営企業の経営健全化の観点から、資本費負担が著しく高い一定の公営企業について、企業債にかかります公営企業金融公庫資金の借りかえ措置が講じられております。  平成18年度借換債の要件といたしましては、上水道高料金対策借換債、前々年度、これは平成16年の決算でございますけれども、有取水量1トン当たりの資本費が132円以上、本市の場合は145円80銭ということから、13円80銭上回っておると、こういうことでございます。  それからもう一方、前々年度の平成16年でございますけれども、有取水量1トン当たりの給水原価が178円以上ということで、本市の場合は252円40銭ということで74円40銭上回っております。  それぞれその要件に該当したこと、また高資本費等対策分といたしまして、公営企業金融公庫から借り入れた企業債で、利率年6%以上が借換債の対象になったことから、低利率への借りかえを行うものでございます。  今回、該当いたします企業債は、昭和53年から昭和58年度債の8件でございまして、総額1億8,820万円、年利率6.25から7.4%で借り入れを行っておりますが、平成17年度末の未償還元金4,083万4,660円を年利率2.5%で、去る7月28日に借りかえを行いましたことから、本会計への補正予算を7月20日付で専決処分を行ったものでございます。  それでは、補正予算書1ページ第2条から説明を申し上げます。
     第2条に定めました収益的収支につきましては、1款水道事業費用15億3,950万9,000円から108万円減額して15億3,842万9,000円にしようとするものでございます。  その内訳につきましては、補正予算書3ページに記載いたしておりますとおり、1款水道事業費用、2項営業外費用、1目支払利息108万円の減額は、借換債にかかります支払い利息の精査でございます。  補正予算書2ページをお願いしたいと思います。第3条の資本的収入及び支出につきましては、まず収入から説明申し上げます。  1款資本的収入4億7,334万1,000円に4,040万円を追加し、5億1,374万1,000円にしようとするものでございます。その内訳につきましては、補正予算書3ページに記載いたしておりますとおり、1款資本的収入、1項1目の企業債4,040万円の追加でございまして、借換債にかかります企業債の発行でございます。  補正予算書の2ページをお願いしたいと思います。第3条の資本的支出について説明申し上げます。  1款資本的支出10億1,034万8,000円に4,126万5,000円追加して、10億5,161万3,000円にしようとするものでございます。その内訳につきましては、補正予算書4ページに記載いたしておりますとおり、1款資本的支出、2項1目企業債償還金4,126万5,000円の追加は、借換債にかかります企業債償還金の精査でございます。  続きまして、補正予算書1ページをお願いします。  第3条資本的収入額が資本的支出に対して不足する額5億3,700万7,000円を5億3,787万2,000円に改め、補てん財源について、当年度分消費税資本的収支調整額については変更ございませんが、過年度分損益勘定留保資金3億9,729万4,000円を4億8,183万円に、当年度損益勘定留保資金1億2,161万2,000円を3,794万1,000円にそれぞれ改めまして補てんしようとするものでございます。  補正予算書の2ページをお願いします。  次に第4条、企業債の追加につきましては、それぞれ起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法について、補正予算書のとおり定めようとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしくご審議を賜りまして、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから承認第10号を採決します。  本件は承認することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立全員です。  したがって、承認第10号は承認することに決定しました。 ◎日程第7  議案第91号 篠山市パブリックコメント手続条例制定について  日程第8  議案第92号 篠山市附属機関等の会議及び会議録の公開に関す条例制定               について  日程第9  議案第93号 篠山市附属機関等の委員の公募に関する条例制定について ○議長(小林正典君)  日程第7.議案第91号、篠山市パブリックコメント手続条例制定について、日程第8.議案第92号、篠山市附属機関等の会議及び会議録の公開に関する条例制定について、日程第9.議案第93号、篠山市附属機関等の委員の公募に関する条例制定についての3件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  村山政策部長。 ○政策部長(村山紳一君)(登壇)  ただいまご上程を賜りました議案第91号、篠山市パブリックコメント手続条例制定について、議案第92号、篠山市附属機関等の会議及び会議録の公開に関する条例制定について、議案第93号、篠山市附属機関等の委員の公募に関する条例制定についての3議案につきまして、いずれも篠山市自治基本条例に関連している条例でありますので、一括して提案理由のご説明を申し上げます。  まず初めに、関連3条例の提案に至りますまでの経過の概要を申し上げます。  本市の自治や行政運営の基本的な原則を定めるとともに、「参画と協働」を基本として、市民と行政の役割や責務を明らかにした「篠山市自治基本条例」は、本年6月13日に3項目の附帯決議を賜る中でご議決をいただき、本年の10月1日をもって施行いたします。  自治基本条例において、根幹的なものは規定されておりますが、その実効性を確保するための個々の手続条例が、今回ご上程を賜りました3条例であります。その策定手法としましては、基本的には行政で策定をいたしましたが、自治基本条例では、市民参画をうたっており、市民の意見等を把握して策定していくため、1カ月間のパブリックコメントを実施するとともに、自治基本条例策定委員会を開催し、ご意見をいただきました。  また、庁内においては、本3条例は全庁的にかかわってくるものであり、それに対応できる制度整備と取り組みが必要であるため、パブリックコメント手続条例は、総務部秘書広報課、附属機関等の会議及び会議録の公開に関する条例は総務部総務課、そして、附属機関等の委員の公募に関する条例は政策部企画課を所管とし、庁内において設置した整備チームや推進会議で協議・検討を重ね、条例案としてまとめ、本日議会にご提案申し上げる運びとなりました。  それでは、条例の内容につきまして、ご説明を申し上げます。  まず初めに、議案第91号、篠山市パブリックコメント手続条例の内容につきましてご説明を申し上げます。  本条例は、篠山市自治基本条例第4条第4項、「市長は、市の将来や市民生活に関係する重要なまちづくりの施策の決定、実施及び評価に当たっては、広く市民の意見を求めるとともに、市の考え方を公表するものとする」の規定により、市民の意見聴取について、その方法及び手続その他必要な事項について所要の規定を整備するものでございます。  「パブリックコメント手続」として、かたかな文字を用いましたのは、手続の主体を行政機関とした場合は、市民から意見を求める「意見公募」となり、主体を市民と考えた場合には「意見提出」という考え方となります。本市の場合は、篠山市自治基本条例によって条例化し、市民の市政への積極的な参加を促進し、市民との協働によるまちづくりを推進するものであり、いずれの場合も含んでおります。  また、既に国の行政手続法の中でも規定されていることや、一般的に用いられており、表意文字である漢字による表現よりも「パブリックコメント手続」という表現を用いることといたしました。  続きまして、各条文につきまして、概要の説明を申し上げます。  本条例は12条からなり、第1条趣旨では、「市の将来や市民生活に関係する重要なまちづくりの施策の決定について、広く市民の意見を求める」としております。  第2条では、「市民等」の定義を規定しています。「市民等」とは、自治基本条例第2条第1号に規定する市民、本市に対して納税義務を有する者、第3条規定の手続にかかる事案に利害関係を有する者としております。  そして、第4条では、パブリックコメント手続の対象となる施策や除外規定を示しています。「市の基本的な制度を定める条例」とは、「行政手続条例」、「情報公開条例」など、市政全般または個別行政分野における基本理念、方針、市政を推進する上での共通の制度を定めるものと解していますが、部設置条例や職員の給与に関する条例など、行政内部のみに適用されるものは該当しないと考えております。また、「市民等に義務を課し、またはその権利を制限する条例」とは、地方自治法第14条第2項に基づく条例を想定しております。  第5条から第11条では、手続の流れの規定となっております。  まず、策定案を公表し、意見の提出期間は30日間としています。これは、国の「規制の設定または改廃にかかる意見提出手続」の「1カ月程度」に準じております。そして、意見の提出方法、提出意見の考慮、結果の公表、一覧表の作成となります。ただし、答申等を受けた審議会などの附属機関等が、この条例に準じた手続を行った場合は、費用対効果や効率性の観点から、市が手続を繰り返すことは望ましくないため、特例措置を設けております。  なお、本条例の施行日は、市民への周知期間の必要性、また、パブリックコメント手続や資料の作成等の準備期間が必要であることから、公布日の2月以降に決定しようとする施策等の策定からの適用といたしております。  続きまして、議案第92号、篠山市附属機関等の会議及び会議録の公開に関する条例の内容につきまして、ご説明を申し上げます。  本条例は、篠山市自治基本条例第8条、「市長は、市の執行機関に置く附属機関等の会議を公開しなければならない」の規定により、附属機関等の会議の公開について、その方法及び手続、その他必要な事項について、所要の規定を整備するものでございます。  各条文につきまして、概要の説明を申し上げます。  本条例は、9条からなり、第1条では趣旨、そして第2条では附属機関等の定義を規定しています。附属機関等とは、地方自治法を根拠とした関係法律または条例の規定により設置される審議会等の附属機関の会議、またその設置目的や構成から、附属機関と同様の機能を有する機関として位置づけられる審議会や委員会等の会議としております。ただし、市職員が構成員となる事務連絡または庁内調整等の会議、他の地方公共団体または関係団体が構成員である協議会、市民が主体となって運営している実行委員会等は、この条例の対象とする附属機関等には該当しないと考えております。  第3条では、附属機関等の会議を、原則公開することを規定していますが、公開することが適切でないと考えられる事項や、会議を公開しない理由を明らかにすることについて規定しています。  第4条から第8条では、手続等の規定となっております。第4条は、会議を公開することが十分周知しないと空文化するため、会議開催日までの事前公表について規定し、第5条は傍聴の内容、第6条は資料のない会議の傍聴は理解が困難であることから、会議の傍聴人に会議資料を閲覧に供することを義務づけ、第7条は会議録の作成と会議が公開で行われたものを会議後に公開すべき旨を規定しました。そして、第8条では、制度の実効性の確保に資する趣旨で、会議公開制度の運用状況の定期的な公表を規定しました。  なお、本条例の施行日も、市民への周知、また、公開する会議開催の事前公表や傍聴手続、資料の作成等の準備期間が必要であることから、公布日の2月以降に開催する附属機関等の会議からの適用といたしております。  最後に、議案第93号、篠山市附属機関等の委員の公募に関する条例の内容につきまして、ご説明を申し上げます。  本条例は、篠山市自治基本条例第20条第1項、「市長は、市の執行機関に置く附属機関等の委員構成に、公募の委員を選任するよう努めなければならない」の規定により、附属機関等への市民の参加について、その方法及び手続、その他必要な事項について、所要の規定を整備するものでございます。  各条文につきまして、概要の説明を申し上げます。本条例は8条からなり、第1条の趣旨では、篠山市自治基本条例では、市民参画の一つの手法として、市民の意見を聞きながら施策を実施していくものとして規定されたものであり、本条例において規定しております。そして、第2条では、「附属機関等」の定義を規定しています。本定義は、さきにご説明を申し上げました議案第92号「篠山市附属機関等の会議及び会議録の公開に関する条例」の定義と同様といたしております。  第3条では、委員の一部を市民の公募により選任しなければならないことを規定しております。ただし書は、公募による選任が適切でないと考えられる附属機関等を示していますが、第4号は、裁量規定で、自治基本条例の例に反しないと考えられる範囲内で、例外を求めようとする趣旨で、また、応募者がない場合や定数に満たない場合については、公募の実施方法について検証する必要があると考えております。  第4条から第7条では、手続等の規定となっております。第4条の公募の方法は、市広報紙、市ホームページへの掲載を利用することのほか、所管課の窓口での経費、関係団体への説明等の方法と周知期間を、第5条は書類の提出により行う応募の方法を示し、第6条は、選考の基準を定める中で選考委員会を設け、複数の視点で評価を行う等の応募者の選考方法、そして、第7条では、選考結果の通知方法を規定しました。  なお、本条例の施行日も、市民への周知、また、公募する委員の事前公表や資料の作成等の準備期間が必要であることから、公布日の2月以降の委員公募の附属機関等の委員から、この条例を適用としております。また、既存の各附属機関等において、改選時期が異なっており、各附属機関等の改選時からの適用することになります。  以上、誠に雑駁な説明となりましたが、よろしくご審議を賜りましてご決定くださいますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきまして、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審議を願うことにしたいと思います。したがいまして、質疑は大綱程度でお願いいたします。  質疑はありませんか。  9番、谷掛加津一君。 ○9番(谷掛加津一君)  パブリックコメント手続条例の中の定義の第2条の2、本市に対して納税義務を有する者、市民等というところなんですけれども、この納税義務を有する者という解釈なんですけれども、例えば17年度の市税概要の中で、個人市民税の納税義務者ということで、いわゆる17年度だったら1万8,834人ということが出ておるんですけれども、そのことなのか、実は例えば納税義務がある人でも、例えば非課税ということがありますね。その方も納税義務ということで入っていると思うんですが、そこらの解釈というか、納税義務を有する者というところの件をもう少し説明をお願いします。 ○議長(小林正典君)  村山政策部長。 ○政策部長(村山紳一君)  先ほどの谷掛議員のご質問にお答えをいたします。  納税義務を有する者ということで、例えば、固定資産税を納めていらっしゃる方もございますけれども、市内に住所を有していない方もございます。したがいまして、そういう場合を想定して、こうした表現を条例化しております。 ○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議案となっております議案第91号、議案第92号及び議案第93号の3件については、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第91号、議案第92号及び議案第93号の3件については、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第10  議案第94号 篠山市立西紀運動公園条例制定について  日程第11  議案第95号 篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例制定に                ついて ○議長(小林正典君)  日程第10.議案第94号、篠山市立西紀運動公園条例制定について、日程第11.議案第95号、篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例制定についての2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第94号、篠山市立西紀運動公園条例制定、並びに議案第95号、篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  西紀運動公園につきましては、平成16年4月1日に開館いたしました当時から、指定管理者制度による管理運営を実施いたしました。期間は3カ年としておりますので、来年3月31日をもって終了いたします。今日まで、多くの市民の皆様には、温水プールをご利用いただき、平成16年度は約7万5,000人、平成17年度には約7万9,000人と、当初予想を上回る利用者になっており、篠山市として初めての指定管理者制度での運営としては一定の評価ができたと考えております。  あわせまして、併設しております芝グラウンドにつきましては、国体に向けた養生をし、供用内容も制限していましたが、平成19年度からはグラウンドゴルフ、ゲートボール、サッカー、ラグビー等にもご利用いただけるよう、全面供用を開始いたします。  今回、平成19年度から新たに指定管理者を募集するに当たり、本市の指定管理者制度を採用している他の公の施設については、単独の設置管理条例でありますことから、今回、西紀運動公園につきましても、単独の設置条例とし、その設置目的並びに業務の範囲をより明確にした管理運営を実施しようとすることと、指定管理者と締結する協定書においても詳細な協議ができ、事務の効率化が図れるものと考え、単独の設置条例とするものでございます。  次に、篠山市公の施設の使用料条例の一部を改正する条例でございますが、現在は、学校施設を除く体育厚生施設において、使用料金体系は市内、市外同額であることから、予約申し込みの受付時に差をつけて使用いただいております。  篠山総合スポーツセンターにおきましては、市内は利用する6カ月前、市外は5カ月前であり、その他の体育厚生施設におきましては、市内は3カ月前、市外は30日前からとしております。  篠山総合スポーツセンターの利用者におかれましては、県のCSR施設時からの継続利用者も多く、利用料金を倍額払ってでも施設の利用をしたいので、予約申し込みのできる時期を同じにしてほしいとの要望も多くあります。宝塚市、三田市、猪名川町におきましても、施設の予約申し込みは市内、市外区別なく同時であり、市外の利用料金は市内の倍額で運営がなされております。本市といたしましても、市内、市外の予約申し込みの時期を同じにしまして、市外の利用者の料金を市内の利用者の2倍に設定しようとするものでございます。
     それでは、今回ご提案いたしております改正条例の要点につきましてのご説明を申し上げます。  まず、議案第94号の篠山市立西紀運動公園条例制定でございますが、この条例につきましては、冒頭に申し上げましたように、指定管理者制度により運営をしていくため、単独の条例を制定しようとするものでございます。第1条から第14条までで構成しております。特に第3条には指定管理者との業務内容を明確にしております。最後の附則第3項の「平成11年篠山市条例第93号」、篠山市体育施設条例の一部改正につきましては、第2条中の「篠山市立西紀運動公園温水プール」並びに「篠山市立西紀運動公園芝グラウンド」を削り、単独の条例とするもので、また、同10条の指定管理者による管理につきましては、現在、西紀温水プールと芝グラウンド以外は直営で運営を考えておりますので、削除することといたしております。  また、第4項の平成14年篠山市条例第30号「篠山市公の施設使用料条例」の一部改正につきましては、第6条の「教育委員会が管理する公の施設への適用」におきましては、使用料の請求はあくまでも市長が行わなければならないため、削除するものでございます。別表2の体育厚生施設の表中、篠山市立西紀運動公園温水プール並びに芝グラウンドの使用料の単独条例で制定し、その中で冒頭申し上げました市外の利用者に対しまして市内の使用料金の2倍を徴収することといたしております。  次に、議案第95号の篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例につきましては、別表2の体育厚生施設の表中の末尾に、新旧対照表の2ページでございますが、これも市内、市外の使用料を分けるため、市外の利用者に対しまして市内の使用料の2倍を徴収することといたしております。  また、第2項につきましては、「市外の者」の定義を説明しております。  最後に、今回ご提案申しております両条例につきましては、次回の指定管理者制度が始まります平成19年4月1日から施行するものといたしております。  以上、篠山市立西紀運動公園条例の制定並びに篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例の提案理由の説明とさせていただきます。  よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましても、総務文教常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。したがいまして、質疑は大綱程度でお願いいたします。  質疑はありませんか。  6番、河南克典君。 ○6番(河南克典君)  94条の方ですけれども、その中で第3条、次に掲げる業務を行うということになっておって、市民の健康増進に関する運動公園と、水泳技術の云々と。3番目に、高齢者介護予防のための健康増進事業に関することということで、この3点うたわれておるわけですけれども、この施設、たしか障害者のリハビリ等で利用するというようなことの目的のもとに、当初はそこの障害者支援センターの中にプールを設置するということで進んできたんですけれども、水質の問題等々で西紀の運動公園を利用いただくというふうなことが、たしか言われて、こちらの障害者支援センターのプールがなくなったというふうにたしか聞いておるわけです。  ところが、先般も若干聞きますと、非常に障害者の方が利用しにくいというようなことも聞いております。何かちょっとそっちの方で利用しとってというようなことがあったようにも聞いております。ただ、これは本来の障害者のリハビリという意味からも、若干その辺が抜けているのではないかなというふうに感じるんですけれども、例えばこの高齢者介護予防、またこの次に障害者健康増進かなにかそういうふうなことを1目つけておかないと、こういうことで業務委託を指定管理者にしたとなると、障害者の部分については業務委託をしていないと、受けていないと。逆に言ったらこういうふうにもとれるのではないかなというふうに考えるところですけれども、その辺どういうような理解をしたらいいのか、説明の方お願いします。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  今、河南議員さんご指摘の設置の当初目的はそのような目的で設置をさせていただいております。特に、障害者と高齢者というご質問でございますが、養護学校の生徒さんも、実は当初向こうで単独のプールというようなこともありましたのですけれども、今回、西紀運動公園で温水プールができるというようなことで、そちらにご利用いただくということを今日も続けておりますが、なかなか健常者と一緒に利用するとか、多くの皆さんがプールを同時に使用されて、その中で障害者の方のレーンをどう確保していくかというようなことを調整をしなければならないということも事実でございます。枠につきましては、休館日を利用して、特別に使っていただくというような配慮もさせていただいておりますが、ご指摘いただいております高齢者、障害者等の使用につきましても、できるだけ指定管理者を募集するときにそのような配慮をしていただくという項目の内容を付して公募させていただきたいと、このように考えております。 ○議長(小林正典君)  6番、河南克典君。 ○6番(河南克典君)  そういったときに条件をつけて委託するということですけれども、それなら余計、この業務内容の中にそれをうたっておかなければいけないのではないかなというふうに思うわけです。ここに今、西紀運動公園の日程を見させてもらっているのですが、非常にメニューはたくさんあるんですけれども、そういう対象のメニューはないにしても、何かこれが優先されておるようなところがあって、だから障害者の方が行きにくいと、利用しにくいと。これは確かに、前のこっちへプールが移転するといったときに、その話も大分出たように思うんです。障害者の方が利用しにくいのではないかというようなことも、話が大分ここの席でも出たように思うんです。だから、それだけにこの業務の中に、それも含んでおく必要があるのではないかなというふうに特に感じるわけですけれども、今後契約の中でそういうこともお願いしていきますわではなしに、この条例の中でうたっておく必要があるのではないかなと思うんですけど、再度お答え願います。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  今、河南議員さんご指摘されました障害者と健常者、一緒にご利用いただくという部分につきましては、非常に大切なプールの使用の内容だと、このように認識をしておりますので、指定管理者を募集する段階におきまして、その内容につきましては明記して公募をさせていただきたいと、このように思います。 ○議長(小林正典君)  14番、九鬼正和君。 ○14番(九鬼正和君)  1点、温水プールと芝公園を指定管理者に指定するというふうに聞いたんですけど、ほかは直営でやるというふうに受けとめたんですけれども、その辺の内容を詳しくお願いします。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  今、九鬼議員さんのご指摘ですけれども、体育施設条例の中に、施設名が篠山市立篠山総合スポーツセンターから今田グラウンドまで、城東グラウンド、海洋センター、西紀体育館、運動公園芝グラウンド、川代丹南テニスコート等が含まれております。その中で、今回、指定管理者を3年前から導入しておりますのは、西紀運動公園と芝グラウンドということで、この部分のみ指定管理者に出しておるということで、ほかは直営にさせていただいているというご説明をさせていただきました。 ○議長(小林正典君)  ほかにありませんか。  7番、谷 貴美子君。 ○7番(谷貴美子君)  先ほど河南議員の方からも、高齢者のことについて、障害者のことについてのご質問があったかと思います。この中で3条のところで、高齢者介護予防の健康増進というふうにうたっているかと思います。それであるならば、今まででしたら後のところにも関連、温水プールの使用料金に関することなんですけれども、今、大人が一人年間1万8,000円というふうにされようと今しているんですけれども、今まででしたら高齢者に対してこれの半額料金であったかというふうに思っております。これに対して上がったということで、市民の方からは、何を考えているんやということで、介護予防を大きく打ち出している中で、また、それまでにプールを利用されている高齢者からも、市の方にも大変いいというふうに、そういうふうなご意見もちょうだいしているように聞いております。  その中で、どうして料金を倍額に、もとに戻されたのか、その辺のところをお聞きしたいのと、介護予防というこのことを上げられるのであれば、もう少し内容を考えていただかないと、介護予防にはつながらないのではないかなというふうに思います。それと、国の施策の中でも、介護予防を大きく打ち出しておりますけれども、それに反するものではないかなというふうに思うのが1点でございます。  それと、年齢ですね。年齢別で言いますと、例えば入場者数が金額が上がってからどのようになっているのかお聞かせいただきたいのと、もう1点は、備考のところで、利用者の市外の者というふうになっておるかと思います。今まででしたら三田、お隣の方で高齢者の方もたくさんおみえになっているようにも聞いておりました。これについて倍額にするのは、それはそれとして、私は別に構わないかなというふうには思うんですけれども、これの見分け方ですね、例えば居住する者、通学する者、勤務する者というふうになっておりますけれども、例えば市内の方の住所に、例えば勤務される方の住所等をお借りなって申請をされるということも、若干今までよその地域でもあったように聞いておりますので、その辺のところをしっかりと見分け方ですね。どのようにされるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(小林正典君)  平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)  まず、1点目のご質問に、私の方からお答えをさせていただきます。  この3月までは、1万8,000円の2分の1の助成を要綱でしてまいりました。ご利用いただいております高齢者の皆さん方にご理解をいただく説明を申し上げながら、これまでご承知のとおり介護保険法が改正されまして、介護予防事業が導入されました。つまり、篠山口駅前の民間の事業者も含めて、介護保険予防事業を展開しているところでございます。8月現在で、今、要支援1、要支援2の方のケアプランを作成しておりますが、今213件までふえてきておりまして、その方々に対して介護予防事業を展開していると。今、介護、要援護者でない高齢者の皆さんには、大変アップしたという結果になりましたが、それぞれご説明もし、ご理解をいただいているという状況でございますのでよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  業者別の年齢別という詳細なデータは、今ちょっと手元には持っておらないんですけれども、一般利用者と、年会員と月会員とスクールというようなことで区別をさせていただいておるデータで、一般利用者の部分は、16年度が1万3,000円ほどになっておったんですが、17年度若干減りまして、スクールとか年会費の会員さんがふえておるということは、継続してご使用いただいているという利用者がたくさんふえたということがわかるのではないかなと、このように思っております。単発的におみえになる方が減って、継続してご使用いただいている方がふえるということを認識しております。  それと、それに伴って市外の方の、どのようにして見分けるかという内容のご質問でございますが、非常に難しいことになるんですが、基本的には本人の申請をしていただくときの申請を基本とさせていただかなければ、なかなか証明書とか免許証提示とかいうようなところまで、当初は行けないのではないかと、このように考えておりますので、自己の申請、申告というのを基本にさせていただきたいと、このように考えております。 ○議長(小林正典君)  7番、谷 貴美子さん。 ○7番(谷貴美子君)  今、福祉部長の方からご答弁いただいたんですけれども、理解をしていただいているような内容だったかなというふうに思いますけれども、理解をしているのであれば、わざわざ私たちの方にそういう苦情が来ないと思うんです。苦情が来るということは理解をしていないというふうに思ってもいいのでしょうかね。その辺お尋ねしたいと思います。  先ほども部長の方からそういうふうに要支援の方々が、これゼロではないわけですね。ゼロというのは不可能なことはわかります。だけれども要支援の方が1、2の中で今おっしゃったように200数十名おいでになるということ。この人たちが、例えば要支援の2から1に上がったら、どれだけ予防ができるのかということは明らかです。その辺のところをもう少ししっかりと頭に置いていただきまして、業務を進めていただきたいというふうに思います。何かご意見がありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(小林正典君)  平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)  意見といいますか、私ども今、日常業務をしている中で、介護予防事業につきましては、地域包括支援センターが担当することになってございますが、今、状態介護1から要支援になったという方なり、軽減がなったような制度の変更がございますから、いろんな、何で利用できなくなったんだとか、そういう苦情は毎日のように入ってございます。しかし、それは全国的なことであろうというふうには片づけられないのですが、それぞれの今の現状の制度の変更をご理解いただくことしか我々には仕方ないということで、介護の必要でない方の高齢者を多く、できるだけ健康、寿命を長くしていただくような努力をするしかないということだけ申し上げて、答弁にならないかもわかりませんが、私の考えとさせていただきます。 ○議長(小林正典君)  7番、谷 貴美子君。 ○7番(谷貴美子君)  今、部長からいただきました。もう答弁になっておりませんので、そのことだけ申し上げておきたいと思います。 ○議長(小林正典君)  ほかに質疑ありませんか。  質疑は、大綱程度にしていただきたいと思います。  19番、藤本忠男君。 ○19番(藤本忠男君)  1点だけ、基本的なことでございますのでお尋ねしておきたいと思います。  ただいまの条例の説明の中で、市外の方と市内の方、料金倍額いうことは近隣の市町でやっていることなんですけれども、篠山市がこれまでとっておりました予約期間の差ですね、これが予約期間の差を同一にするということと、それからまた市外の方の料金を上げるということと、予約自体を同一にすると、施設の使用頻度によっては市内の方が予約できにくいような形になるのではないかと、そういうことが想定されるんですけれども、今の施設の使用状況から見て、市内の方に予約しやすくなるのか、それともしにくくなるのか、そこらの基本的な今後の施設の使用の理念といいますか方向だけをお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  今、ご質問いただきました市内の方が市が直接管理をしております施設の申し込み、利用という部分についてしやすくなるかならないかということでございますが、これは市内、市外を問わず、今、多くの皆さんがご利用いただいておりますが、特に継続して使用されるという部分がたくさんございますので、市内、市外を問わず申し込みを一律に同時にしていただきたいというのが多くの皆さんの声をいただいておるということを基本として、それを同時にすれば市内の方が利用しにくくなるという部分についての内容につきましては、余り心配をしておらない状況でございますので、同時申し込みという部分の要望を重視してご利用いただくという方向に、この提案をさせていただいております。 ○議長(小林正典君)  1番、植村義昌君。 ○1番(植村義昌君)  基本的な問題だけお聞きをしておきたいというふうに思うんですけれども、先ほど河南議員から、当初目的について、障害者の方のリハビリであるとかそういう目的があったという話をお聞きしまして、それにしては、答弁の仕方がかなりいいかげんだなというふうに思いましたので、認識だけお聞きをしたいというふうに思います。  特に、障害者自立支援法を受けて、障害者の人が阻害されるというか、だんだん制度が受けられないとかいう状況が生まれてきている状況でございますから、市としてもやはりその辺の認識をきちんと持っていただく必要があるということでお聞きしたいのですが、先ほど部長から、プールについては障害者レーンが確保できないという話とか、休館日を使っていただくとか、また、指定管理者にその旨申し入れておきますとかいう形で、基本的には料金改定のことなんですよという提案の仕方なんですね。私はそうではなしに、やはりその問題、当初目的とかそういう問題について、もう少し配慮のある答弁をいただきたいと思いますし、これは総務の方に来るようでございますが、やはりその辺の認識について、もう一度お聞きをしておきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  ただいまご指摘いただきました内容でございますが、障害者、高齢者等の利用と姿勢、一般の方がご使用いただく同一のプールでございますので、調整をして、うまくプールの利用目的に応じた対応ができるように、レーンの一部開放とか一緒にできにくい状況等につきましては、専用のレーンを使っていただく対応をするとか、そのプールの活用につきましての中で、高齢者、障害者の対応を進めてまいりたいと、このように考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  1番、植村義昌君。植村さん、これはもう総務文教常任委員会で付託されますので、そういう問題をもっとその中で議論していただきたいと思います。簡潔にお願いします。 ○1番(植村義昌君)  はい。もう1点は、料金改定の形で書いておりますけれども、例えば障害者の方にとりましては、例えばバスに乗る、汽車に乗る、また高速を使うという場合、料金が減免されるとかいうような状況が現実に今あるわけですね、法の中で。そういう配慮がこの中には全然見られないという状況がございますから、その辺についてお考えがあったのかなかったのかだけお聞きしておきたいと思います。  以上です。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  今のご指摘は、現条例の中で対応させていただいておりますのでよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(小林正典君)  18番、西田直勝さん。 ○18番(西田直勝君)  基本的な話ということに絞らせてもらうわけですけれども、聞いていて本当に趣旨、目的がきちんとできているのかどうかということについて、非常に疑問を持ったわけですね。これにはやっぱり大きな指定管理者の問題だとか、背景でいろんな問題があるということ、こういうことについてやはり公の施設についての扱いということについての定義というのは、もうちょっときちんとやらないと、これはいけないのではないかというふうに、今話を聞きました。  私は、そこで少し基本的なことを質問申し上げるんですけれども、公の施設というのはあまねく公平、低料金、これがもう基本ではないでしょうか。その理念というのがきちんとなかったらいけないということに、僕は思うんですね。そうすると、市外であろうと市内であろうが、利用するという目的がある以上、それはやはりそういう公的な料金の中でやらせると。私たちが例えば宝塚、三田を使いたいというときに、あなたは市外ですからということで倍額の料金をとられたら、どこに乖離を持つんですか。そういうところが、民間と公とは違うんですよ。規制緩和とかいろんなことをおっしゃってるけれども、規則緩和したらあかんねん、これはね。だから、そこのところをきちっとやっぱり理解していかないと、何でもかんでもこういうことやから格差をつけていったらいいんだ、あるいはいろんなことをやったらいいんだって、そういうような発想ではなくて、やっぱり規則は規則としてちゃんとやりましょうよ。そういうところの規制の緩和ではなくて、規制をきちんとするという、そういうようなところをきちんとしていかなければいけないのではないかと思うんですね。  そういう意味では、今回の料金の問題については、僕は問題があると。だから、もっともっと利用者の立場に立ってどうするかというような、そういう理念というのが、今後の課題も含めてあるのかないのか、これはちょっと一遍聞きたいです。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  今回の内容につきましては、指定管理者の分野のみ2倍ということではなくて、社会教育の体育施設全般にわたっての施設の倍額を市外の方からちょうだいするということの提案を申し上げておる内容でございますが、基本的には、市の公の施設でございますので、篠山市民の皆さんに最優先で低額の料金でご使用していただくという基本を持たせていただいております。市外の方につきましては、市内、市外という部分につきましては、市民のための施設でございますので、その倍額というのもいたし方ないというような考えのもとで、今回は提案させていただいております。 ○議長(小林正典君)  18番、西田直勝君。 ○18番(西田直勝君)  私が言っているのは、公だから、これは何も篠山市だけという観念ではなくて、国全体の、世界でもそうだと思うんですね。アメリカの施設を利用するということに達したときに、日本人だからそういうことについて倍額の使用をされるという、そんな発想ではなくて、やはり大切なためにこういう施設をつくっているわけ、人間のいろんな健康増進だとかいろんな情操の教育のためにつくっているわけだから、そういう意味からすれば、これはどこで行ったって、やはりあまね公平、日本中がどこでも一緒だという料金体系をつくるということが基本ですよ。やっぱりそういう発想を私たちが持たないと、それは自分たちのよがりだけにしかならないのではないですか。そういうことのもともと考え方を聞かせてほしいということを言っているわけです。 ○議長(小林正典君)  大対総務部長。 ○総務部長(大対信文君)  西田議員の公の施設の考え方に対してお答えをさせていただきたいと思います。  公の施設は、地方自治法で位置づけられておりまして、住民の福祉の向上のために設ける施設でございます。したがいまして、基本的にはそれぞれの自治体の住民のための施設であって、市外の人々のための施設ではないということが定義となっておりますので、そういった意味から料金の差をつけるということについては、いたし方がないことかと、このように考えておりますので、ご理解の方をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小林正典君)  3番、吉田浩明君。 ○3番(吉田浩明君)  大綱ではないかもわからないですが、一番初めに河南議員がおっしゃっていただいた高齢者、障害者の介護を兼ねるということなんですが、そうなれば、当初非常に高齢者やらに優しい施設ということでお聞きしておったんですが、現場を見ますとプールへ入るそのスロープには手すりがついておると。歩行訓練をするところについては手すりがないというような状況で、これをどういうように入るんやというような点もあると思うんです。  ですから、これを本格的に具体的にやろうとするならば、ぜひ施設をもう1回十分点検を、専門的にいただきたいとこう思うんですが、その1点だけ一つお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  ご指摘いただきました施設の点検でございます。開館いたしまして3年を経過しようとしておる状況でございますが、その中で、やはり当初設計上で気づかなかった内容、また、先ほどもご指摘いただきました内容等も含めまして、点検をさせていただく中で、多くの皆さんが利用していただきやすい施設として、もう一度点検をさせていただきたいと、このように思います。 ○議長(小林正典君)  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  大綱程度ということになってますので、この先ほどから出ておる3条の3項の問題で、福祉部長の答弁の中で言えば、高齢者の介護予防というもののための健康増進を行うから、この介護保険適用の人、要支援ですね。その範囲だけの立場でのこの言葉になっていたと思うんですね。僕はむしろこの問題の場合は、高齢者全体の健康増進という立場の範囲で考えるべき提案ではないかというように理解されて、というのはもともとプールができたときからそういうことで、高齢者に国保がそれによって安くなると言ったら失礼だけれども、利用が減るとか健康に役立つという立場であったと思うんです。  そういう点から、先ほどから出ておる1万8,000円の年会費が9,000円にされたということもあったと思うんです。そういう意味では、健常者も含めての健康増進という立場から理解すべき内容ではないかと思うんですけれども、その点が完全に介護予防適用の範囲のという絞られた狭い範囲にされていくと理解するのかどうか、その点お聞きしておきたいと思うんです。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  今、岡前議員さんおっしゃっていただきました内容でございますが、全般の高齢者ということの解釈をさせていただいて提案をさせていただいております。 ○議長(小林正典君)  15番、植野良治君。 ○15番(植野良治君)  今、第3条の業務の内容を具体的にいろんな意見が出て議論されておるわけですが、私も先ほどからいろいろ答弁をいただいておる中で、疑問点だけお尋ねしておきたいと思うんです。  特にこのプールの関係を中心に、具体的な2項だとか3項が、項目が条例の中にうたわれておるんですが、恐らくこの西紀運動公園は、いわゆる芝グラウンド、これも含めた一体的なものが西紀運動公園ということになっておるんで、第2項で水泳技術の習得に伴う事業という具体的なこういううたい方をされて、極端な言い方をすれば、ここで水泳の技術を習得して、競技選手として立派な選手が育っていってくれると、こういうことも想定されておるのではないかという思いもします。それはそれで結構なことだと思うのですが、片方の芝グラウンドも、これなんかも既に、いわゆるホッケー競技ができるという、今度は国体の会場になるし、地元の選手たちもあそこで国体が終わってからも、すばらしい競技技術を磨いて、チームをつくったりよい成績を修めたりと、こういうことを当然想定していかなければ、つくった意味がなくなるのではないかと思うんで、この芝グラウンドの方はどのような、同じような2項にある技術の向上も含めたこういう業務を、健康増進あるいはリハビリ的なプールの使い方、こんなものに加えてそういう使い方ができるということが、この条例の中に想定されておるのか、含まれておるのか、まずこの1点お尋ねしたいと思うんです。  もう1点は、条例の条文の中にはうたわれてないのですが、先ほどから話が出ておりました市内、市外の方の申し込みの差ですね。ひと月市内の方は早く申し込みをとって、市外の方はひと月おくれで申し込みをとると、今度は一緒にしようとこういうことなんですが、恐らく市外の方から同一にしてもらえないだろうかという、こういう希望がたくさんあったのではないかというふうに思うんです。ただ、それをすると、今現状見ましたら、特にスポーツセンターあれだけではないのですが、ほかの関係も含めて市の組織、体育協会ですか、体育協会なんかの組織でいろんな利用をされている団体の話の中には、とにかく1年前から申し込みしたいんだと。いろんな大会をあそこで持ってこようと思ったら、1年前にその団体の総会の中で、何月何日どこでやるというようなこういうことをきちんとしておかないことには、まず会場をおさえておかないことには、そういう年間スケジュールが組めないというようなことから、スポーツセンターはいろんなそういう配慮も今までしてきたと思うんです。これは市内の団体、利用者を優先してやってきた、こういう現状があるので、そこらのことも十分配慮をされて、条例の条文をどうこうするべき問題ではないので検討いただきたい。同時期にするということについては、そこらの団体のご意見なんかも聞かれた上なのか、あるいは聞いていないとすれば十分配慮されるべきではないかということで、これは一つご検討いただけるかいただけないか、この2点をお尋ねしたいと思うんです。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  2点ご指摘いただきました。まず、1点目の芝グラウンドの活用ということでございます。プールにつきましては、いろんな指導者を置きまして、教室とか水泳の技術が向上する指導者のもとで、いわゆるスクール等も開設をさせていただいておりますが、芝グラウンドにつきましては、グラウンドを利用していただくのみで、指導者とかいろんな種類に応じた職員を今のところ配置をする計画はしておりませんので、芝のグラウンドの貸し出し業務のみと、このように考えております。  もう1点の内容につきましては、議員のご指摘のとおりだと思いますので、十分配慮して、貸し出し時の対応につきましては市の行事とかいろんな大きなイベントが障害を起こして使用できないというようなことのないように、十分配慮をして対応していきたい。団体等の周知等も含めまして対応させていただきたいと、このように考えております。  以上です。 ○議長(小林正典君)  15番、植野良治君。 ○15番(植野良治君)  2点目の件につきましては、よろしくお願いしたいと思うんです。これは、業務の内容というか、指定管理者が行う業務と、こういう理解をするとこれでよいのかもわからないんですけど、現実に貸し出しを指定管理者の方から利用者にするわけですね。そういう場合に健康増進というような観点だけではなしに、いわゆる競技スポーツみたいな形の使い方もできると。できないということではなしにできると、こう理解したら、借りた側においてできるということで、こういう理解でよいんですね。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  そのようなご理解をいただきましたら大変ありがたいと、このように思っております。 ○議長(小林正典君)  これで、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議案となっております議案第94号及び議案第95号の2件については、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第94号及び議案第95号の2件については、総務文教常任委員会に付託することに決定いたします。
     ここで、暫時休憩いたします。再開は11時25分とします。                午前11時10分  休憩                午後11時25分  再開 ○議長(小林正典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第12  議案第96号 篠山市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例制定について ○議長(小林正典君)  日程第12.議案第96号、篠山市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  ただいま上程いただきました議案第96号、篠山市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  条例改正の内容につきましては、畑幼稚園の廃園並びに城北幼稚園の園名変更に伴う改正でございます。  少子化の進行に伴い、平成19年3月31日をもって畑幼稚園を廃園とし、4月1日付で城北幼稚園に統合いたします。また、統合幼稚園としての新たなスタートを切るため、城北幼稚園の園名をたまみず幼稚園に変更いたします。  それでは、新旧対照表の3ページをごらんいただきたいと存じます。現行条例の第2条名称並びに位置の表中、名称欄に畑幼稚園並びに城北幼稚園がございますが、改正案では畑幼稚園を削除し、城北幼稚園をたまみず幼稚園に改めております。  この園名変更に当たりましては、畑、城北両地区の代表者で組織する園名検討委員会にて、地域性や歴史性など、いろんな角度から検討された結果、統合後の園名をたまみず幼稚園とすることで最終的な提案をいただきました。  また、今回の統合に当たりましては、平成17年6月から、保護者、自治会長、地域の皆さんとたび重なる協議を行ってまいりました。その結果、城北幼稚園の内装等を改修することや、通園バスを1台導入することに同意をいただきながら統合する運びとなりました。畑幼稚園跡施設の活用方法につきましては、今後継続して地域と話し合いをさせていただきます。  なお、統合すること、並びに園名を変更することにつきましては、平成18年8月9日に開催されました第7回篠山市教育委員会におきまして決議されております。また、本改正条例の施行日でございますが、平成19年4月1日からとしております。  以上、簡単な説明でございますが、ご審議賜りましてご決定いただきますようよろしくお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  昨年からこのことは出ていたわけですけれども、特に畑関係の集落、あるいは関係者への説明と意見の集約ですね、これがどの程度までされたのかと。まあ言えば自治会長会でやられて、各集落でも十分論議して、恐らく多数決で決まっていったと思うんですけれども、一応そういう形をとって、全集落がやむを得んを含めて多数で賛成という形でやられてきたのかどうか、そのあたりをお聞きしたいというように思うんです。  それからもう1点は、通園バスの場合は、条例ではふつうに料金は徴収されるということになるかどうか、その点もお伺いしておきたいと思うんです。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  今回の統合につきましては、一昨年から地域の皆さんと、17年6月29日なんですけれども、そのときからスタートいたしまして、20回ほど開催をする中でご理解をいただいてきております。  もう1点の通園バス、2,000円でございますが、乗っていただく方については一律2,000円を徴収することといたしております。  以上です。 ○議長(小林正典君)  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  20回ほどの会議を持ったということなんですけれども、それが今、さっき言いました、全集落で集落ごとにもう十分論議して、それが集約されたという形をとられているのかどうかということを聞きたいんです。 ○議長(小林正典君)  粟野教育部長。 ○教育部長(粟野章治君)  全集落という内容がちょっとわかりにくいんですけれども、一応関係者、また自治会長さんとか保護者の皆さんに説明をさせていただいて今日に来ておるということでございます。 ○議長(小林正典君)  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  これからもこういう問題は出てくるだけに、やはりぴしっと保育園を含めて幼稚園、小学校などの統廃合の場合は、それだけ本当に全住民が合意する、もちろん完全にはできないにしても、集落での集約という形は、当然とっていくべき内容の重要性を持っているというように思うんです。この点は、ぜひこれからの場合は要望をしておきたいと思うんです。こういうことを進める中で、いずれにしても少子化がさらに進むという可能性は強いだけに、私は本当に心配するわけです。  しかし、先ほど説明があったように、全体としては合意されているということがあるので、私には支持できないような状況であるけれども地元で合意されているということになれば、これは賛成せざるを得ないという気持ちなんですけれども、いずれにしても要望としては、これからもっともっとそういう点、集約の折は慎重というよりも深くつかんでいただくということは要望しておきたいと思うんです。 ○議長(小林正典君)  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから議案第96号を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立全員です。  したがって、議案第96号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第13  議案第97号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正す                る条例制定について ○議長(小林正典君)  日程第13.議案第97号、篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  上本保健部次長。 ○保健部次長(上本義博君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第97号、篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、本年6月14日可決成立いたしました医療制度改革関連法に基づき、健康保険法の一部が改正されましたことに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。  それでは、別紙の新旧対照表により説明をさせていただきます。4ページから5ページになってございます。  まず、第2条第1項第13号でございますが、現行の特定療養費は、高度先進医療や制限回数を超える医療行為、差額ベッドなどが混在しているため、本年6月21日に公布されました健康保険法等の一部を改正する法律では、これらを整理し、保険診療である厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養と、保険外診療である患者自身が選定する快適性なり利便性にかかるものを、一定ルールのもと、保険外併用診療費として認めるよう改正されたことによるものでございます。  次に、第15号は、第13号の特定療養費の算定ができる医療機関は、厚生労働省令で定める要件に該当していなければなりませんが、この規定が廃止されましたことに伴い、削除をするものでございます。  続きまして、第3条第1項第1号でございますが、これは老人医療助成事業の一部負担金と高額医療について定めているものでございますが、今回、老人保健法施行令の一部が改正されましたことに伴い、後段部分の条項の追加が必要となりましたことによるものでございます。  老人保健法施行令第15条第1項第4号は、高額医療の算定基準を定めておりますが、所得を算定する場合、雑所得であります公的年金等収入については、老人保健法の改正を受けまして、本年8月より低所得者の判定に際し、控除額が65万円から80万円に引き上げられましたが、兵庫県の事業でありますこの老人医療費助成事業におきましては、引き続き改正前の65万円で適用いたします県の事業実施要綱の改正を受け、追加をするものでございます。  次に、附則の施行期日及び適用区分でございますが、第1項として、この改正条例については、平成18年10月1日より施行することといたしております。2項につきましては、施行日前に行われた医療の給付に関する用語の意義、福祉医療費等の支給については、なお従前の例によることとする旨を規定したものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜り、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから議案第97号を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立全員です。  したがって、議案第97号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第14  議案第98号 篠山市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について ○議長(小林正典君)  日程第14.議案第98号、篠山市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  上本保健部次長。 ○保健部次長(上本義博君)  ただいまご上程いただきました議案第98号、篠山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正につきましては、本年6月14日可決成立いたしました医療制度改革関連法に基づき、健康保険法及び国民健康保険法の一部が改正され、少子高齢化社会が急速に進む中、負担の見直し及び出産育児一時金の増額など、所要の改正を行おうとするものでございます。  それでは、別紙の新旧対照表により説明をさせていただきます。6ページとなってございます。  まず、第4条第1項第4号でございますが、70歳以上74歳までの方が、医療機関の窓口でお支払いいただきます一部負担金につきまして、一定以上の所得を有される方は、従来2割負担でございましたが、将来にわたって医療制度を維持させていくため、3割負担へと改正されたことによるものでございます。  次に、第5条第1項は出産育児一時金でございますが、これは、少子化対策、子育て支援の一環としまして、現在の分娩費用の実態にかんがみ、その乖離を解消するため、現行30万円を35万円に改正されたことによるものでございます。  次に、附則の施行期日及び適用区分でございますが、第1項として、この改正条例については、平成18年10月1日より施行することとしております。  2項につきましては、改正後の篠山市国民健康保険条例の規定については、平成18年10月1日以降に受けた医療及び出産について適用し、同日前までに受けた医療及び出産については、なお従前の例によることとする旨を規定したものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りご決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  7番、谷 貴美子君。 ○7番(谷貴美子君)  理解しかねるところというか、わからないところがありますので、あえて聞かせていただきます。  これはうれしい話とちょっと悲しい話と2つあるかなというふうに思います。この4条の部分ですね、70歳に達する方ということで、要は金額が上がるわけですが、高齢者にとりましては負担が重くなるというふうに理解をいたします。これの70歳に達する方がうちの市でどれぐらいおいでになって、この所得額というのがどれぐらいなのか、その辺のところを聞かせていただきたいというふうに思います。  もう1点につきましては、5条のところの30万から35万にというふうに5万円ふえるわけですね。これは、その該当者にとりましては大変ありがたい話ではありますけれども、まだまだこれだけでは十分ではないというふうに私自身は思っておりますし、これは所得制限がついているかなと、まだ少し枠としては残っている。相当の高額な方のみだけが受けられないというふうに理解をしておりますけれども、例えばうちの本市ですね、そういうふうな所得制限撤廃しようやないかというような、少子化対策というふうに打ち出されている以上、そういう考えはあるのかないのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(小林正典君)  上本保健部次長。 ○保健部次長(上本義博君)  ただいまのご質問でございますが、70歳以上74歳までの方は1,730人おられます。それで、今回の改正におきまして、特例に該当いたします方につきましては59人、3割負担に移行されます方が45人、合計104人いらっしゃいます。  それと、所得制限の撤廃の件でございますが、これは国の制度でございますので、市として単独に上乗せなり横出し等については、現行考えてはおりません。
      以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(小林正典君)  7番、谷 貴美子君。 ○7番(谷貴美子君)  もうこれ以上は考えないというふうにご答弁いただいた、よくそれはわかっておりますけれども、あえて本市の子供の出生率を考えたときに、本当にそれでいいのかどうかということをもう一度考えていただきたいというふうに思います。将来のことを思いましたら、わずかなことでそれでいいのかなというふうに私は思いますので、もう一度答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(小林正典君)  上本保健部次長。 ○保健部次長(上本義博君)  ただいまのご質問でございますが、ここで即答させていただくわけにはいきませんので、十分検討を加えさせていただきます。  現状、35万円に今回引き上げさせていただくわけでございますが、市内の医療機関等の分娩費用等、一度調査をさせていただきました。最低、出生の時間帯にもよるわけですが、33万円から40万円ぐらいで、市内の医療機関の場合はおさまっているようでございます。  以上、お答えにはならなかったとは思いますが、検討材料とさせていただきます。 ○議長(小林正典君)  ほかにありませんか。  9番、谷掛加津一君。 ○9番(谷掛加津一君)  ちょっと確認ですけれども、この分娩費用35万円支給ということで、これは出産の方がもし35万円かかったとすると35万円支給されるんやけれども、最初に準備しておいて戻ってくるようなのか、そこのところの医療機関に届けておいたら、もうその分は準備せずに保険の方から医療機関に払うようになっているのか、ちょっとそこを確認でよろしくお願いします。 ○議長(小林正典君)  上本保健部次長。 ○保健部次長(上本義博君)  ただいまのご質問でございますが、現状は出産後償還払い、申請をしていただいて償還払いという形をとらせていただいております。ただ、今要綱等整理をいたしまして、医療機関とも今調整をさせていただいておりますが、いわゆる代理事業というんですか、35万円の範囲内でこちらの方が事前に申請をしていただいておいたら、保険者である篠山市の方からお支払いをするような方向で検討を今現在しております。   以上でご答弁とさせていただきます。 ○議長(小林正典君)  ほかに質疑ありませんか。  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  今回、この70歳から74歳の方が2割負担から3割負担になるということなんですけれども、ただ、今年、今年度特に控除額の変更によって、非常に税金も市民税なんかを含めて上がったという状況があるわけですね。それで、この2割から3割負担ですけれども、ただそういう控除額の変更などによって、今まで1割で有った人にもかかわらず3割まで上がる人も何人かあるのではないかという気がするんですけれども、そのあたりもしわかっておれば、ちょっと教えてほしいと思うんですけど。 ○議長(小林正典君)  上本保健部次長。 ○保健部次長(上本義博君)  ただいまのご質問でございますが、1割から3割にというのは、ちょっと今手元にデータがございませんし、データつかむのにかなり時間がかかりますので、即答は今現状できないわけでございますが、先ほど申し上げましたように、いわゆる国民年金等の控除に伴いまして、いわゆる3割負担となる方につきましては、従来、大体40人前後であったものが、特例の方59人を含めまして100人ちょっとに現状なってございます。そういうことで、答弁にかえさせていただきます。 ○議長(小林正典君)  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  いずれにしても、高齢者の負担が本当に各分野で広がっているという状況のもとで、2割から3割になると、法改正の結果ですけれども、できるだけやはり高齢者に対する補助など、いろいろ検討もしていかないといけないという時期に来ていると思うんですけれども。ただ、今回のこの条例改正については、先ほど谷さんも言われましたけれども、出産育児の一時金については、これは大いに結構なことです.しかし一方ではそういうふうにお年寄りから、1,730人の方が2割負担が3割負担になるという点は、本当に厳しい状況にあるというように思います。そういう点では、私自身、討論はしませんけれども、これはやっぱり福祉の充実という点から賛成しかねるという立場だけ表明しておきたいと思うんです。  以上です。 ○議長(小林正典君)  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから議案第98号を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立多数です。  したがって、議案第98号は、原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。                午前11時54分  休憩                午後 1時00分  再開 ○議長(小林正典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第15  議案第99号 篠山市消防本部及び消防署の設置に関する条例等の一部                を改正する条例制定について ○議長(小林正典君)  日程第15.議案第99号、篠山市消防本部及び消防署の設置に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  田中生活部長。 ○生活部長(田中保昭君)(登壇)  ただいまご上程賜りました議案第99号、篠山市消防本部及び消防署の設置に関する条例等の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。  国におきましては、去る平成18年6月14日に「消防組織法の一部を改正する法律(法律第64号)」が公布され、同日施行されたことに伴い、同法の規定を引用いたしております篠山市消防本部及び消防署の設置に関する条例等の一部を改正を行うものであります。  今回の改正につきましては、複雑多様化する災害や事故等に的確に対応する目的で、市町村の消防本部の広域化の推進を図るため、広域化に向けた消防庁長官の基本方針、広域化の期間、広域化後の運営確保等を定めた「基本指針」の策定、また、県知事が定める基本方針、現況及び将来の見通し、広域化対象の選定、防災関係機関との連携、勧告及び指導助言、情報提供等の「推進計画」、市町村消防本部が作成する広域化後の運営方針、消防本部の位置及び名称、防災関係機関との連携を定めた「広域消防運営計画」、そして国の広域化促進支援として、人的支援、財政措置等の規定が追加されております。それに伴い、消防組織法全文にわたり、見出しの付加、条・項番号等の変更もあわせて行われております。  これを受けまして、消防組織法の規定を引用いたしております市の条例につきまして、別紙新旧対照表7ページ、8ページにお示ししておりますとおり、条の番号及び項番号の変更を行うものでございます。  まず、新旧対照表の7ページ第1条、篠山市消防本部及び消防署の設置に関する条例の趣旨第1条中の第11条第1項を第10条第1項に改めようとするものです。2条、篠山市消防団の設置等に関する条例の趣旨第1条中の第15条第1項を第18条第1項に改めようとするものです。第3条、篠山市消防団員の定員の管理、任命、給与、服務等に関する条例の趣旨第1条中の第15条の2を第19条の1項に、第15条の6を第23条第1項に改めようとするものです。  続きまして、新旧対照表8ページの第4条、篠山市消防団員等公務災害補償条例の目的第1条中の第15条の7第1項を第24条第1項に改めようとするものです。第5条、篠山市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の目的第1条中の第15条の8を第25条に改めようとするものでございます。  なお、附則で、この条例は公布の日から施行するものであります。  以上、まことに簡単な提案理由の説明でございますが、ご審議賜りましてご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから議案第99号を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立全員です。  したがって、議案第99号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第16  議案第100号 高規格救急自動車購入契約について ○議長(小林正典君)  日程第16.議案第100号、高規格救急自動車購入契約についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  大前消防長。 ○消防長(大前良太君)(登壇)  ただいま、上程賜りました議案第100号、高規格救急自動車購入契約についての提案理由を説明申し上げます。  このたびの平成18年度防災基盤整備事業に基づく高規格救急車を購入することに当たりまして、地方自治法第96条第1項第8号及び篠山市条例第66号、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3号の規定により、財産の取得または処分は予定価格2,000万円以上の不動産もしくは動産の買い入れ、また、売り払いにかかるものについて、議会の議決に付すべき事項となっておりますので、今回、高規格救急自動車1台の購入契約のご承認をお願いするものでございます。  購入車両につきましては、市政の基調に据え取り組んでいる「安心・安全なまちづくり」を推進し、常備消防整備計画による出張所開設に伴い、増強配備しようとするものであります。  詳細につきましては、別紙資料でご説明申し上げます。  高規格救急自動車の主要装備でございますが、1、シャーシー関係は全長5.6メートル、全幅1.85メートル、全高2.5メートル、ガソリンエンジン2,700㏄、四輪駆動、7名定員、寒冷地仕様であります。  2、主要取付品及び附属品は、メーンストレッチャー、電子サイレン、赤色回転灯、酸素呼吸器、人口呼吸器、吸引器、ナビゲーションシステムになっております。  3、車両外装は、電話用電源配線AC100ボルト入力コンセント、無線アンテナ等でございます。  4、車両内装はメンテナンススイッチを設けるとともに、患者観察灯、交流・直流コンセント、汚水タンク取りつけ、酸素マスク等器具の収納庫、設置及び各機器の取りつけとなっております。  5、資機材は、半自動除細動器、輸液用資機材、血中酸素飽和度測定器、心電計、心電図伝送装置等であります。  続きまして、入札等の結果でございますが、平成18年8月28日に指名競争入札により行いました。入札参加資格につきましては、指名競争参加資格審査業者が2社しかなく、篠山市指名競争入札の業者選定基準に基づき選定いたしました。  入札結果でございますが、2,615万円で兵庫トヨタ自動車株式会社特販営業部が落札いたしました。よって、今回契約金額2,745万7,500円で神戸市須磨区大池町3丁目1番1号、兵庫トヨタ自動車株式会社特販営業所所長、高田寿郎と契約するものでございます。  以上、まことに簡単でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議を賜りましてご決定くださいますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから議案第100号を採決します。  本案は原案のとおり賛成することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立全員です。  したがって、議案第100号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第17  議案第101号 篠山市今田老人福祉センターデイサービスセンター
                    の指定管理者の指定について ○議長(小林正典君)  日程第17.議案第101号、篠山市今田老人福祉センターデイサービスセンターの指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第101号、篠山市今田老人福祉センターデイサービスセンターの指定管理者の指定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  お手元議案書のとおり、指定管理者にしようとする団体の名称は、篠山市東吹1015番1、医療法人社団紀洋会理事長、岡本信洋、指定期間は平成19年4月1日から平成22年3月31日までとしようとするものでございます。  医療法人社団紀洋会は、昭和60年5月に岡本病院、平成10年5月に介護老人保健施設咲楽荘、平成11年12月に訪問看護ステーションのどか、平成12年4月に居宅介護支援事業所咲楽荘、そして、平成15年4月にデイサービスさくらんぼを開設運営され、この平成18年4月からは当市の篠山市デイサービスセンターの指定管理者として管理運営をお世話になっておりますサービス事業者でございます。  指定手続など詳細につきましては、篠山市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例に基づきまして、募集広告を7月5日に行い、応募期間を7月10日から8月11日として、広く一般から公募いたしました。  7月15日の現地説明会には、7事業所の参加がございましたが、最終的に指定申請された事業者は、医療法人、NPO法人、株式会社がそれぞれ1事業者ずつ、それに2つの社会福祉法人と1つの組合法人、あわせて6事業者から申請書が提出されました。  8月17日に、福祉部内の職員4名に加え、外部からの有識者2名、計6名の委員で構成いたしました福祉部内の審査会を開催し、それぞれの事業者から提出されました事業計画書に基づき、ヒアリングを実施させていただきました。具体的には、今田町老人福祉センター・デイサービスセンターの経営方針、経営意欲、職員配置計画、職員研修計画、経理の収支見込み、サービス向上施策、地域との交流計画、個人情報保護などについて、各事業所の考え方をそれぞれお伺いをいたしました。  審査方法は、特にすぐれている、すぐれている、ふつう、やや劣る、劣るの5段階での各委員ごとの採点方式で行い、結果採点合計が1番高得点でありました医療法人社団紀洋会と内定いたし、8月29日の庁内指定管理者選定委員会で了承の後、本日、地方自治法第244条の2、第6項の規定に基づき、議会の議決をいただこうとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきましてご承認、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  現在、今田のデイサービスセンター、福祉センターの方もありますけれども、とりあえずデイサービスセンターの職員が何人で、それから住民の方の利用者は何人になっているのかお尋ねしたいと思うんです。 ○議長(小林正典君)  平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)  お答えをいたします。まず、1点目の現在の職員数でございますが、正職員が3名と嘱託でお世話になっている方が6名、合計で9名でございます。  それと、現時点でのといいますか、平成17年度の決算で見ますと、定員15名のところ平均で1日9.8人でございます。  以上です。 ○議長(小林正典君)  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  特に職員の問題ですけれども、正職員が3人と嘱託が6人と。この正職員は多分ほかの方へ回されると思うんですけれども、嘱託の職員の身分がどういうふうになっていくのか。恐らく向こうに採用をお願いするという立場なんだと思うんだけど、そのあたりのことをちょっとお聞きしたいと思います。それで、もし労働条件までわかっておれば、聞きたいと思うんです。もしそこへ移る場合は。 ○議長(小林正典君)  平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)  お答えを申し上げます。まず、この4月から指定管理者制度でお願いをいたしました小田中の篠山デイサービスセンターと同じような扱いになるよう、私どもも努力はしたいと思っております。ただ、条件等々はまだ事業者努力といいますか、多分開所時間をふやしたりして、利用者が、篠山デイもそうなんですが、ふえる可能性がありますので、今と同じような労働条件でお願いしたいということは、当事者にお願いをしていこうとは思っております。  以上でございます。 ○議長(小林正典君)  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  聞くところによりますと、やっぱり現在既にやられたところでも、結構、職員の削減とかあるいは労働条件も悪くなってきているというような話も聞いております。そういう点では、こういう大事な福祉の関係などは、やっぱり労働条件が悪くなるということは、利用者に対するサービスも悪くなると言ったら失礼だけれども可能性が強いというように思うんですけれども、そういう点で私自身は余りこれを支持できないなという気持ちがあります。しかし、そういうことについて何かお考えがあればお尋ねしておきたいと思っております。 ○議長(小林正典君)  平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)  私なりの考え方でございますが、今、国民の公共サービスに対する要望が大変多くなってまいりまして、それぞれ税金に見合った公共サービスのあり方等々検討しようという形でアウトソーシングとか事業の民営化、PFI、あるいは指定管理者制度が検討され、今回の公共サービスの改革法も通ったという段階でございますので、公共サービスのあり方、ありようについては、大きく時代の変化に伴った変更がされるというように、私自身は認識いたしております。つまり、市直営のサービスのあり方、ありようをもう一歩踏み込んだ検討を加えていく時期に来ているというような見解を持ってございます。  以上でございます。 ○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。  8番、松本 孜君。 ○8番(松本 孜君)  選定の経過というか方法についてちょっとお尋ねをしたいんですが、この場合は福祉部の審査会で内定をしたと。それを受けて、いわゆる指定管理者選定委員会の承認を受けたと、こういうような方法なんですが、今後、こうした指定管理者制度というのは、こういうやり方になるのか、あるいはこのデイサービスセンターの業務が非常に特殊なものだということから、審査会を設けてやられたのか、その辺をちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○議長(小林正典君)  平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)  ご指摘のとおりと私どもは判断いたしておりますが、あくまでも選定委員会で最初からかけた方がよかったのではないかなという反面を持っておりまして、内部でも検討しておりますが、果たしてどういう方法がいいのか、今後また検討を加えていきたいと思います。 ○議長(小林正典君)  8番、松本 孜君。 ○8番(松本 孜君)  何か不明瞭な答弁なんですが、あえて審査会を設けて、いわゆる応募された業者の中から、内定ですが選定をしていったということは、実質的に選定したということになるんだろうと思うんですが、これはやはり一般的なそういう事業体ではないということだから、こういうやり方をしたという理解でよろしいんですね。 ○議長(小林正典君)  平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)  ご指摘のとおりでございます。 ○議長(小林正典君)  ほかにありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから議案第101号を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立多数です。  したがって、議案第101号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第18  議案第102号 篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定について ○議長(小林正典君)  日程第18.議案第102号、篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第102号、篠山市八上ふるさと館の指定管理者の指定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  指定管理者にしようとする団体の名称は、篠山市郡家294番地2、特定非営利活動法人みちくさ、理事長 平野勝夫、指定期間は平成18年10月1日から平成29年3月31日までの10年5カ月でございます。  八上ふるさと館は、地域の食材を活用した飲食物の提供、地域の文化、史跡、資料の展示等の目的で、平成元年度、国の補助事業をもって建設した施設でございます。  指定管理者制度の導入以前の管理運営につきましては、地元団体組織「八上振興会」に平成17年3月31日まで委託をしてまいりました。それ以降今日まで施設の休館状況が続いておりましたが、施設の有効利用を図る観点から、本年8月14日から18日の5日間、指定管理者の募集を行ったところです。  2団体からの指定管理者申請が提出されましたが、その後、1団体から辞退の申し入れがあり、最終、NPO法人みちくさの1団体のみとなりました。  NPO法人「みちくさ」は、平成2年、精神に障害を持たれた方同士の家族会を結成され、以降、だれもが住みやすい優しいまちづくりを目指すための活動に取り組み、平成16年1月に特定非営利活動法人として県知事の認証を受け、同年2月に立ち上げられた団体であります。  今回の「NPO法人みちくさ」から提出されました事業計画は、現在小規模通所授産施設、小規模作業所での活動も含め、コーヒー、ジュース、うどん、おにぎり、おでんなどの食材提供、地元季節野菜、パン、豆腐、卵の販売並びに地元文化サークル作品の展示とする申請内容であります。これら事業計画や運営面における財務状況などを部内ヒアリング、指定管理者選定委員会の審査を終えましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。  なお、詳細な事項につきましては、協定書の中で明確にしていきたいと考えております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきましてご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  10番、酒井斉祥君。 ○10番(酒井斉祥君)  今から私が申し上げることが、審査会等で一つの問題点というか、みちくささんにお世話になるについての考えがあったのかどうかちょっとお聞きしたいのは、だれもが認めるように八上ふるさと館あるいは法光寺等、篠山の恐らく観光の大きな顔になるであろう一つだと私は判断します。ついては、ここはそのふもとでもありますので、私の希望的なことから言えば、大いにそういったことを意識したものを一つ入れると。おむすびもおでんもいいんですが、一つそういうような要因を一つ入れておくというようなお考えが審議会の方で考慮はされたかどうかお聞きしたいと思います。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  特に食材関係につきましては、当初、従来の本来の民間が応募するかなというような思いもしておったわけですけれども、実際今回はNPO法人ということでの指定管理者のお世話になるというようなご提案でございまして、特にこのみちくさにつきましては、従来の今現在されております活動も継続をしながらの食材提供というような事業内容でございますので、若干、その食材の中には地元産の例えばお米を使ったりとか黒豆を使ったコーヒーとかいうようなそういう認識を持たれた食材提供をしたいということで聞いておりますので、若干史跡を、ふもとの中での施設ということでございますけれども、そういう関連をしたような、若干そういうような食材提供というのは、現在のところお聞きしていないというような状況でございます。 ○議長(小林正典君)  10番、酒井斉祥君。 ○10番(酒井斉祥君)  いや、それでいいと思いますが、できたら、これは私の個人的な希望からすれば、やはり場所が場所だけに、他市からお越しになる観光客も勢い多くなると思いますので、何がしか食べ物やとかいうことではなく、少し文化的な背景もちょっと加味していただいたらうれしいなと、その程度です。  以上です。 ○議長(小林正典君)  14番、九鬼正和君。 ○14番(九鬼正和君)  長年使われてきて、調理器具等が相当痛んでおるんではないかと思うんですけれども、今、即10月から云々になって、そういうものが点検できておるのか、それでまたその辺をきちんとやっぱり整備した上でやっていただくというのか、その辺のところお聞きいたします。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  現施設のまま、今その施設につきましては利用できない状況がございます。といいますのは、特に厨房の部屋が大変痛んでおりまして、開設以来約17年ほど使っておりますので、食品衛生法の関係からいきますと、今の現状の施設では基準をクリアしないというように聞いておりますので、その点につきましては、この団体の方にも実際現地も見ていただきまして、改修も必要ですよということをお願いしております。いずれ、何らかの改造、改修をみちくさの方でしていただかなければならないという状況がございます。  市としましては、今回補正の方で、下水道管の切りかえの工事と、それと今施設にございますいろんなもろもろがございます。その辺の点検をしていただきまして、要らないものは処分を市の方で何とか対応させてもらおうというようなことの今方向性でございます。  以上です。 ○議長(小林正典君)  14番、九鬼正和君。 ○14番(九鬼正和君)  ということですと、今聞くと、みちくさの会が負担をするという、そういう調理器具の改修というものは。その辺多少はやっぱり指定管理の契約協定というものをどうされるのかわからないのですが、最初はやっぱりある程度使える状況の中でというのがふつうではないかと思うのですが、その辺のお考えありましたら。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  指定管理者の募集の段階で、若干改修は要りますよということの明記をしておりますので、募集されました方々はそれを承知をいただいておるというふうに認識しておりますので、市の方で対応するというような状況ではなかったということでございます。 ○議長(小林正典君)  15番、植野良治君。 ○15番(植野良治君)  先ほどの九鬼議員の質問とも若干関連するわけですが、いわゆる飲食店というような形で、それを中心にした営業活動をお世話になると、こういう事業計画の中で本日この団体に指定管理者をという議案になっておるんですが、過去においても、四季の森の長者屋敷が同じような形で、現在、指定管理者制度の中で民間にお世話になっておる、こういう経過がございます。お聞きしよったらかなり改造費が、屋根だけでも4、500万円かかった、厨房からトイレからいうことになると、この八上ふるさと館においても、かなりの経費が必要になってくるのではないかと思うんです。  今説明がありましたとおり、その条件を付して応募されて受けていただく団体の方で負担いただくと、こういう形の話になっておるというふうに今聞いたわけですが、そうなってきましたら、そういう関係の他の施設とバランスをとった考え方で進まないことには、こっちは全部指定管理者が団体持ちだと、こちらは市の方でかなり持ちますよと、こういう条件をつけておるんだからその条件どおりになったらいいんだけれども、なったらそれで承知の上というものの、まず1点は、そのバランスをとる必要があるのではないかと、このような思いが1点するわけです。そこらについてはどのようにバランスを検討されたのか、まず1点と、仮におっしゃるように指定管理者の方で負担いただくということになると、高額、場合によっては何千万という、こういう金額になってこようかと思うんですが、施設そのものは市の施設ですので、後々財産として期限が切れた場合、新たな指定管理者に変わっていくケースも想定されるのではないかと思うんです。そのときにその財産の権利がどうなるのかというような将来にわたった問題が出てくるのではないかというふうに、私は心配が残るんです。  したがいまして、過去にもあったように、負担いただいて修理いただいた分については、その修理の分については市へ寄附をいただくと、こういう形にしておくのが後々すっきりした形になろうかと思うんですが、これらの問題はどのように検討されたのかお聞きをしておきたいと思うんです。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  当該の施設の基本方針の中に、将来的ということで、この施設につきましては譲渡したいという方向を持っております。という方向の中で、基本方針の中で、今回、この指定管理者を募集させていただきました。特に期間につきましても5年とかではなくて10年5カ月になってますけれども、長期になったのは今回この施設を改造してもらうという一つの経費を支出してもらわなければならないということがございましたので、長期の中でそれぞれ投資をいただいた分につきましては、年間それを償却していただけるのと違うかなという観点で、長期の期間を設定をして募集を決めたところでございます。  そのことで、バランス的というところもあるわけなんですけれども、本施設の方向性の中でこういう指定管理者の方で修理をしていただく、あるいはその施設の、市の施設ではございますけれども、将来的にはそういう売却の方向という、当市も持っておりますので、そういうことで今回こういう内容にさせていただきました。  特に期間中におけます自然災害等につきましては、市の方で対応するというような基本的な前提というのはございますけれども、とりあえずそういうようなことになっております。  以上です。 ○議長(小林正典君)  15番、植野良治君。 ○15番(植野良治君)  長期間の10年というような契約内容を想定されておるようなんですが、10年後において、この団体に買っていただくと、こういう条件までつけた内容になっておるのか。そうでないとすれば、私が心配しますのは、10年さきであろうが5年さきであろうが、高額な修理を負担いただいたら、この施設の一部の権利がその団体の方についていくのではないか、あるいはそれを求められたときには、いわゆる別のところへ売却しようとしたときに問題が発生する可能性があるのではないかという心配があるわけです。心配がないということならそれでよいんですが。そこらについてはどのような考え方、どのような検討をなされておるのかということをお尋ねしたいと思います。
    ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  特にこの施設につきましては、みちくさの方からも長期に継続に借りたいというご希望もございまして、今の今回決まりましたら協定書を結ばせていただくわけですけれども、将来的に売却というような明記というのは非常に難しいとは思いますけれども、とりあえず今回の期間、10年5カ月で何とか継続をしていただきまして、なおこの施設は補助事業でもございますので、10年過ぎた後4年ぐらいしますと、耐用年数も経過して補助金の返還も解除になるというような年数になりますので、その時点まで何とか長期のこの施設の利活用をお願いできたらなというように思ってます。  以上です。 ○議長(小林正典君)  15番、植野良治君。 ○15番(植野良治君)  おっしゃる意味はよく理解するんです。その法的な投資した分についての権利やらそんなことは全く心配する必要はない、こういう理解でよいのか、もう単純に言いますわ。そういう心配があるとすれば、特にこの八上ふるさと館は、ご承知のように過去において、いろんな訴訟やとかいろんな問題が発生してきておる、市民から注目されておる施設だけに、そのような心配がないとすればそれにこしたことはないしするわけなんですが、まずそういう心配をする必要がないのかあるのか、単純にお聞きしておきたいと思うんです。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  今の時点では担当部としては心配はないであろうというような予想をしております。 ○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから議案第102号を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立全員です。  したがって、議案第102号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第19  議案第103号 篠山市土地改良事業の施行について  日程第20  議案第104号 篠山市土地改良事業の施行について ○議長(小林正典君)  日程第19.議案第103号、篠山市土地改良事業の施行について、日程第20.議案第104号、篠山市土地改良事業の施行についての2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第103号及び議案第104号、篠山市土地改良事業の施行につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  市が事業主体として実施する各土地改良事業を行う場合、土地改良法第96条の2第2項の規定に基づき、知事に協議しその同意を得なければなりません。その協議に当たって、議会の議決を求めるものでございます。  本市の農業・農村の振興につきましては、「篠山市アグリプラン21」などに基づき、地域農業の発展を図るための農業生産体制の強化、農業経営の改善、農業生産基盤等の整備に継続的に取り組み、ほぼ全域での基盤整備は達成している状況にございます。  今後は、維持管理や施設の更新を実施していくとともに、生活環境の整備、豊かな自然環境の保全、都市住民との交流を通じた地域の活性化など、農村地域の総合的な整備、振興が求められています。  このため、農地、ため池、水路などの農業上の利用と農業・農村の持つ多面的な機能を考慮しながら、地域住民を初めとする多様な主体の参画のもと、本市の活力と個性ある農村づくりを進めるために、篠山市農村振興基本計画を平成16年3月に策定いたしたところです。  そして、本計画の具現化を図るために、この間、各地域からの要望をお聞きする中で、工事の概要がまとまった次第です。本市全域を旧篠山町と旧西紀町の区域を東部地区、旧丹南町と旧今田町の区域を西部地区に区分して2地区を設定しております。施行年度につきましては、いずれの地区も平成19年度から23年までの5年間を予定しています。  工事全体の概要については、東部地区で中山間地域総合整備事業により、農業用排水施設整備を5地区、暗渠排水整備2地区、農業集落道整備2地区、獣害防止柵8地区、転落防護柵1地区を予定し、概算総事業費は5億4,000万円を見込んでおります。  一方、西部地区においては、村づくり交付金により、農業用排水施設整備6地区、獣害防止柵2地区、農業集落道整備5地区、転落防護柵1地区、水辺環境整備(しゅんせつ)1地区を予定し、概算総事業費は4億5,000万円を見込んでおります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにいたしたいと思います。したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  5番、森本富夫君。 ○5番(森本富夫君) 産建でまた審議させていただくとして、大綱だけお伺いします。  獣害防止柵の設置8カ所とそれから2カ所ですか、計画をいただいておりますが、市内で、もう年次計画で順次取り組んでいただいておりますが、これで総仕上げ的に市内の対象というか地区をすべて網羅できるのか。例えば山間地域で地元負担に耐えられないところは、はやりこれにも対象外なのか、その辺だけちょっとよろしくお願いします。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  今回の事業で、防護柵が全市にわたりまして完了するということにはなり得ません。実際のこの防護柵の事業につきましては、地元負担が今回の事業ですと25%ご負担いただかないといけない状況でございますので、ご負担できる集落というようなことになりまして、基本的には連動した中での設置を、この事業でとりあえず始動して施行するという予定にはしております。  以上です。 ○議長(小林正典君)  17番、岡前昌喜君。 ○17番(岡前昌喜君)  この2つの事業で財源割合を、今ちょっと防護柵の場合は地元25%と言われましたけれども、国、県、あるいは地元、それから市と、そういう割合がわかっておるのであれば教えていただきたいと思います。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  行使ごとに若干財源の内訳が異なりますが、例えば農業用排水施設整備でございますと、国が50%、県が12%、市が13%ということです。残りが25%が地元負担というような状況になります。あと、農業の集落道整備につきましては、地元の負担はないというようなことになります。防護柵につきましては、国が50、県が6、市が19、残り25が地元負担というような、若干行使ごとによって負担区分は異なりますが、おおむねこういうような負担区分になっております。  以上です。 ○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。  8番、松本 孜君。 ○8番(松本 孜君)  それぞれこうした農業施策についての補助事業は、できるだけそういうものは取り入れていただいて、農林振興に使っていただくのはありがたいんですが、いずれも市の負担が何割がかかってくるものでございます。これから、土地改良だけでなくいろんなそういう事業が出てくるわけなんですが、そうした市が負担しなければならない事業というものと市の、いわゆる現在の財政状況の中で、それに耐えられる事業の受け入れの限度というか範囲が出てくるだろうと思うんですが、こうした補助事業を受けることによって、今までやってきた農林振興対策事業に対して、影響が出ないのかどうか、その辺だけお聞きをしておきたいと思います。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  この事業の実施につきましては、財政と十分な協議をさせてもらっている状況にございます。平成19年度からこの事業あるいは農地、水の環境保全向上対策等々、新しい事業が入ってまいります。そんな中で、市の負担も増加のことになります。  現在、財政事情の中でこの事業を取り入れるに当たりましては、特に今あります市の単独の事業等々の事業を見直しをしながら、この事業の施行に持っていきたいというふうに考えておりますので、影響はあるということになりますので、財政の器の中でこの事業を取り入れるというような方向性にしておりますので、若干、農家の方には今まであった事業がなくなることになるということにはなりますけれども、その辺ご理解いただきながら進めていきたいというように思っております。  以上です。 ○議長(小林正典君)  8番、松本 孜君。 ○8番(松本 孜君)  これは、産建の付託案件だったと思いますので、一つ十分審議をいただきたいのですが、というのは、この事業を受けて、本事業についてしていく場合には、いわゆる限られた地域の農林者ということになってくるんじゃないかと思うんですね。一方、やっぱり市がずっとやってきておる農林振興事業というのは、篠山市全般にかかわる非常に重要な振興対策事業であると。その辺が委員会の中で、いわゆる全般的なそういうものに対する影響、またこういう地域の発展的に進められる地域だと思うけれども、に対する篠山市としての農林振興の総合的な効果、その辺は一つしっかり議論をお願いして、私の質問を終わります。 ○議長(小林正典君)  18番、西田直勝君。 ○18番(西田直勝君)  ちょっと基本的なことを聞くんですけど、この土地改良事業の終期というか、要するに問題は5年が済めばさらにこれはまたその24年度からずっと継続をしていく事業なんですかね。ちょっと私が自治会長をしたときに、特にこの賦課金の問題というのが非常に大きな課題になったわけですね。これは、そういうことを考えたときに、事業として永久的にこういう事業をずーっと続けていくような状態でないというように聞いたんですよね。だから、いつ予算化されるかわからないと、こういうような話を聞いて、駆け込み的な対応の中で、非常に内容が不十分のままその事業をやったというようなことを、自分自身が経験した経過があるので、この事業の終期的なもの、あるいはこれからの継続ということについて、どういうような基本的な考え方があるのか、ちょっと聞かせてください。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  今回の事業につきましては、とりあえず5年間の事業消化ということになっています。ただし、市の財政事情によりまして、若干年度別の事業実施の計画をつくるわけですけれども、それだけ市がついていけないということになりますと、ローリングしながら、何ぼか延長をした事業の取り組みにならざるを得ないかなというように考えております。  特に、この事業のそれぞれの地元負担につきましては、それぞれ年度ごとに年度の地元負担の受益者負担金として、市の方へ納めてもらって、済みません、逆ですね。こちらの方で国と県、市の補助金を地元の方へ降ろさせていただいて、地元の方で事業をしてもらうということになりますので、それがずっと負担金が続くというようなものの事業ではございませんので、単年度で終わったらもうそれで一応終了ということになりますのでよろしくお願いします。 ○議長(小林正典君)  18番、西田直勝君。 ○18番(西田直勝君)  そうすると、この事業は行政サイドの中で、例えば5年間ということを一くくりにして、今後将来にわたってについては、財政的な問題なんかもにらみながら、その都度その都度計画をしていくと、こういう理解なんですかね。ということは、これだけやっぱり排水の問題やら農業用排水の問題も含めて、非常に当時の工事からすると、非常にお粗末きわまるような内容がたくさんあるわけですよね、現実に状態としては。既にこの段階でのいろんな改良については、確かにいいものが使われてきてるし思うんですけれども、非常にそういう意味では、過去に使われてきた中については、早期にやらないかん部分というのがたくさんあると。今後もそういうことが、この大変な面積を抱えてる篠山の中では、当然のごとく出てくるわけですから、ある程度そういうことについてのきちんとした計画というのは示されて当然やないかと。要するに5年間こんなぐらいの段階で何とかやりまっせという話だけじゃなくて、将来的にどういうことをしていくのかということを示さなければ、非常にやっぱりその地域における農業生産者の問題なんかも含めて、非常に不安があるのではないかなというように思うんですね。  それから、やっぱり今、賦課金なんかの滞納がどういう状態になっているのかというようなことも、必ずしもそんな丁寧にきちっと納入されているというように私は思ってませんので、そういうようなことについて、いろんな事業についての負担額25%なり当時は10何%かわかりませんけれども、そういうような問題についてどういうような対応がされてきているのか、要するに徴収のやり方の問題についても、非常に多くの課題が今日存在しておるんじゃないかなということも考えますので、滞納状態などがどういう状態になっているのか、一遍聞かせてください。 ○議長(小林正典君)  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)  特にこの中山間地域の地域総合整備事業と村づくり交付金の事業、特にポスト農村総合整備事業の事業で、市として新しく基本計画を樹立しまして、それに基づいた事業実施をしております。今回、このメニューの中にわかりますように、篠山市の特に獣害の関係を整備をしたいということがございましたので、農政課所管の事業で今までやってきたわけですけれども、それ以降も事業ないということで、この事業の中で獣害の方も重点的にやっていただこうというような大きな柱がございました。  それで、市の方で示さなければならないということもございますけれども、この事業以外にも、例えば個別のメニューで事業実施することは可能でございますので、私ども市の方からどうですかということではなくて、地域の方から特にやりたいというご要望が強いというような、そういう性格の中で何とか事業採択してほしいというような強い要望を出していただきまして、担当の方としてはそれを何とか実現に向けて努力していきたいというようなスタンスもございます。  あと、事業それぞれの賦課金につきましては、それぞれ土地改良関係の賦課金かなというように思うんですけれども、その辺の徴収がどうなっているのかというのは、少し私、今資料を持ち合わせておりませんのでわかりませんが、今回の事業の実施地区それぞれございますが、やりたいというご希望がございますので、当然、地元負担は出しますという強い前提がございますので、徴収の方につきましては問題ないのかなという思いがしております。  以上です。 ○議長(小林正典君)  それでは、これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議案となっております議案第103号及び議案第104号の2件につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第103号及び議案第104号の2件については、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第21  議案第105号 平成18年度篠山市農業共済事業に係る無事戻金の交付について ○議長(小林正典君)  日程第21.議案第105号、平成18年度篠山市農業共済事業に係る無事戻金の交付についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第105号、平成18年度篠山市農業共済にかかる無事戻金の交付につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  無事戻金は、対象作物ごとに3カ年間において、被害がなかったり、または支払い共済金が少なかった農家に対しまして、農家の掛金の2分の1を限度として払い戻すことができることになっております。  本年度、交付しようとしております無事戻金は、農作物共済の水稲及び麦、畑作物共済の大豆、並びに園芸施設共済のパイプハウスなどにかかるものでございます。  議案書の38ページにそれぞれの内容を記載しておりますように、水稲、大豆、園芸施設の交付対象年度は、平成15年から17年度の引き受けに対するもので、麦につきましては平成14年度から16年度の引き受けに対するものでございます。  まず、農作物共済の水稲につきましては、交付対象者390名、交付金額は35万3,540円となります。財源につきましては、水稲特別積立金の26万5,155円と県連合会からの交付金8万8,385円を充当するものです。  麦につきましては、交付対象者1名で、交付金額540円となります。この財源につきましては、麦特別積立金からすべて充当するものです。  次に、畑作物共済の大豆につきましては、交付対象者43名で、交付金額24万6,944円となり、財源は畑作物特別積立金からすべて充当するものです。  園芸施設共済につきましては、交付対象者3名で、交付金額1万5,890円です。この財源につきましては、県連合会特別交付金からすべて充当するものです。  それぞれの無事戻金を合計いたしますと、交付対象者は437名で交付金額は61万6,914円の払い戻しとなります。  これらの交付期日につきましては、県連合会から交付金を受けました日から10日以内とし、おおむね12月中旬にお支払いの予定をしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきましてご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。  これから議案第105号を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                (賛成者起立) ○議長(小林正典君)  起立全員です。  したがって、議案第105号は原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩します。再開は2時20分とします。                午後 2時05分  休憩                午後 2時20分  再開 ○議長(小林正典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第22  議案第106号 平成18年度篠山市一般会計補正予算(第2号) ○議長(小林正典君)  日程第22.議案第106号、平成18年度篠山市一般会計補正予算(第2号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  大対総務部長。 ○総務部長(大対信文君)(登壇)  ただいまご上程賜りました議案第106号、平成18年度篠山市一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、地方交付税前年度繰越金などを主な財源としまして、災害復旧費及び道路維持管理費や、幼稚園統合に係る施設整備費並びに西部給食センターの備品等整備に伴う費用など、緊急かつ必要性の高いものに限って補正をお願いするものでございます。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億925万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ223億7,396万9,000円とするものでございます。  それでは、まず予算書14ページをお開きいただきたいと思います。  まず初めに、それぞれの目に計上いたしております職員人件費、2節の給料、3節の職員手当等、4節の共済費及び19節の負担金補助及び交付金につきましては、4月の人事異動に伴います職員人件費の精査、年度途中での退職者によります減額、児童手当制度の改正等によります諸手当の追加、職員共済組合負担率の変更によります追加、臨時的任用職員人件費は正職員の育児休業に伴う代がえ等によります追加で、総額では一般職で2,462万円の減額、臨時的任用職員の人件費では373万円の追加でございまして、これら差し引きしますと2,089万円を減額いたすものであります。  説明につきましては、歳出の項ごとに主なものを説明申し上げますが、職員人件費に関しましての説明は省略させていただきますとともに、財源内訳につきましては、特定財源のみの説明とさせていただきます。  まず、款1議会費、項1議会費は、992万3,000円の追加で、職員及び議員人件費であります。  次に、款2総務費、項1総務管理費は、14ページから18ページで2,006万6,000円の減額で、15ページの企画費の企業誘致促進費は、篠山市企業誘致及び雇用促進に関する条例に基づきます工場等施設整備奨励金及び雇用促進奨励金814万3,000円の追加、官学地域連携事業は、神戸大学農学部との連携によります地域づくり事業の拠点整備及び運営に関します備品購入費等204万円の追加で、特定財源は自治振興事業補助金120万円と神戸大学よりの研究交流施設使用負担金10万円の追加でございます。  次に、16ページの情報システム費は、新総合行政システムとのデータ連携に係る委託料及び篠山市ホームページへのバナー広告掲載料の278万5,000円の追加で、特定財源は、バナー広告掲載料48万円でございます。  次に、17ページのコミュニティ活動推進費は、佐貫谷公民館改修に係ります公民館改修補助金32万1,000円でございます。  次に、20ページから27ページの款3民生費、項1社会福祉費は、815万7,000円の減額で、20ページの社会福祉総務費は民政児童委員活動費2万7,000円の減額、国民健康保険特別会計事業勘定への繰り出し金852万5,000円の追加で、特定財源は、民生児童委員活動補助金2万7,000円の減額であります。老人医療費は老人医療費精算還付金124万6,000円の追加で、特定財源は、老人医療費適正化対策事業負担金84万2,000円の追加でございます。  次に、22ページから24ページの障害者福祉費は、心身障害者小規模通所援護事業におきまして、1事業所が立ち上がらなかったことと5事業所の通所人数の確定による552万9,000円の減額、また、知的障害者支援費給付事業は、グループホーム「太陽2」の開設に伴います支援費と知的障害者更生施設支援費の確定に伴い452万4,000円の追加で、特定財源は、心身障害者小規模通所援護事業補助金及び知的障害者地域生活援護事業補助金・知的障害者自立訓練ホーム設置事業補助金等の確定によります20万円の追加であります。  障害者医療費は、高齢重度障害者特別医療費の精算金152万9,000円の追加で、27ページの介護保険費は、介護保険特別会計への繰り出し金1,659万7,000円の追加でございます。  次に、27ページから29ページの項2児童福祉費は、3,180万9,000円の追加で、乳幼児医療費及び母子家庭等医療費・児童手当支給事業・私立保育所延長保育事業・母子生活施設委託事業の精算還付金306万1,000円の追加でございます。  次に、29ページから30ページの款4衛生費、項1保健衛生費は710万9,000円の追加で、保健衛生総務費は、国民健康保険特別会計直診勘定への繰り出し金86万8,000円、診療所特別会計への繰り出し金797万4,000円をともに減額、斎場運営管理費は、昨今の斎場の利用状況をかんがみ、既存の駐車スペースでは収容仕切れないことがあるため、建物北側のスペースを舗装し駐車場とするための工事請負費220万3,000円の追加、休日診療所費は、最近の利用者の増加に対応していくため、10月1日より看護師を1名体制から2名体制に増員するための経費として、委託料45万3,000円の追加で、特定財源は、休日診療所利用者数見込みを精査し、使用料208万8,000円の追加でございます。  次に、30ページから31ページの項2清掃費は2,149万円の追加で、31ページのじんかい処理費は、清掃センターの全面改築時に関係自治会と地元補償として協議をしております、味間北自治会へ有用微生物群EMぼかしづくり施設整備に係る経費として1,200万円の補助金を追加するものでございます。  次に、32ページの款5労働費、項1労働諸費は173万5,000円の追加で、技能高等学院建物の雨漏り改修工事請負費171万5,000円の追加でございます。  次に、32ページから35ページの款6農林水産業費、項1農業費は1.976万7,000円の追加で、農業総務費は、農業共済事業会計への繰り出し金99万8,000円の追加、33ページの農業振興費は、今田ぬくもりの郷の直売所出品物の年間栽培を行うためのハウス整備に関する補助金138万円の追加で、特定財源は、農産物直売所活動支援事業補助金92万円、農業経営基盤強化資金利子補給金17万6,000円の追加でございます。  特産物振興費は、「丹波篠山特産振興ビジョン推進2010」に基づき、丹波篠山黒枝豆の販売解禁日を設定し、篠山の地域ブランドとして、消費者に丹波篠山黒大豆に対する旬の時期と奨励期間を周知し、他産地との明確な区分化を行うため、実行委員会を設立し、販売解禁イベントを開催するための実行委員会補助金25万円の追加、また、篠山のブランド商品「丹波篠山黒大豆」の知識と技術を熟知された黒豆師範を目指すための丹波篠山黒豆検定を、平成20年度から実施するための検定委員会等設立経費として45万2,000円の追加、ひょうごの果樹茶産地振興事業によります、栗用温湯消毒機2台の導入補助金として53万2,000円の追加で、特定財源は、ひょうごの果樹茶産地振興事業補助金26万6,000円の追加でございます。  農業推進事業費は、殿町地内で実施されております「やすらぎ空間整備事業」に対し、県費補助金が追加交付されたため、補助金として540万円の追加、環境創造型農業技術の導入による無化学肥料・無化学農薬栽培等による栽培圃場に取り組まれている真南条上営農組合への補助金350万円の追加で、特定財源は、やすらぎ空間整備事業補助金520万円、環境創造型農業推進事業補助金350万円の追加でございます。  次に、34ページの中山間振興対策費は、中山間地域等直接支払い制度協定集落の追加及び事業費の確定によります341万円の追加で、特定財源は中山間地域直接支払い制度交付金255万9,000円の追加、山村地域振興費は、丹波篠山渓谷の森公園管理組合が実施されます環境保全事業「後川まるごと自然学校」に対し、財団法人自治総合センターの補助を受けることになり、補助金100万円の追加で、特定財源は、財団法人自治総合センターよりの環境保全促進事業助成金100万円の追加、農地費は、農業集落排水事業特別会計への繰り出し金728万3,000円、30%補助を行います市単独土地改良事業補助金296万円の追加で、特定財源は、土地改良施設維持管理適正化事業収入48万8,000円の追加、農地保全費は、農業用河川工作物応急対策事業で進めております小枕地内の追分頭首工の工法変更等によります525万5,000円の追加で、特定財源は、農業用河川工作物応急対策事業補助金429万円の追加と、農地・水・農村環境保全向上対策事業補助金4万7,000円の減額でございます。  次に、35ページから36ページの項2林業費は、5,254万2,000円の追加で、林業振興費は、有害鳥獣駆除対策にかかります捕獲報償費及び捕獲用機械器具の購入費等425万5,000円の追加、切り捨て間伐補助金の510万円の追加、本年度より県税として徴収されています「緑税」を活用した緊急防災林整備事業2,943万2,000円の追加で、特定財源は猿出没総合対策事業補助金23万9,000円の減額及び環境対策育林事業補助金79万3,000円、緊急防災林整備事業補助金2,943万1,000円、特定外来生物被害対策事業補助金8万3,000円、里山学習体験の森推進事業補助金38万円の追加で、36ページの林業施設費は、後川上で実施しております県単独補助治山事業の事業費精査によります881万8,000円の減額と、7月の豪雨により栃梨地内で発生しました民家裏山の崩壊にかかる復旧工事経費2,074万5,000円の追加で、特定財源は、県単独補助治山事業補助金783万円、地元負担金195万7,000円の追加でございます。  次に、36ページから37ページの款7商工費、項1商工費は、733万6,000円の減額で、37ページの商工振興費は、TMO自立支援事業国庫補助金制度の廃止に伴う事業費の精査によりますTMO自立支援事業補助金1,414万8,000円の減額と、中心市街地活性化に向けたワーキング会議設置のための補助金80万円の追加で、特定財源は、TMO自立支援事業補助金607万4,000円の減額でございます。  次に、38ページの款8土木費、項2道路橋梁費は5,779万8,000円の減額で、道路維持費は、道路維持修繕工事請負費の1,600万円の追加、道路新設改良費は、国庫補助道路整備事業で実施しております市道大沢新栗栖野線道路改良にかかります国庫補助金の内示額が確定したことによりまして、7,709万3,000円の減額と、地方特定道路等整備事業で実施しております市道油井小野原線・大沢新栗栖野線道路改良にかかります事業費精算によります組みかえで、特定財源は、道路橋梁費の国庫補助金4,400万円及び合併特例債3,420万円の減額で、橋梁新設改良費は、橋梁の欄干等の整備にかかる工事請負費500万円の追加でございます。  次に、39ページ項3河川費は1,000万円の追加で、河川環境整備にかかる工事請負費の追加でございます。  次に、39ページから40ページの項4都市計画費は402万2,000円の追加で、篠山口駅周辺整備事業費は、市道大沢味間南線道路改良工事にかかります工法等の変更による工事請負費983万円の追加で、特定財源は、臨時地方道整備事業債890万円の追加でございます。  次に、40ページの項5下水道費は2,396万4,000円の追加で、公共下水道費は、下水道事業特別会計への繰り出し金でございます。  次に、項6住宅費は416万4,000円の減額で、住宅総務費は、市営住宅修繕料610万4,000円の追加で、特定財源は、公営住宅家賃対策補助金の一般財源化により2,882万8,000円の減額、地域住宅交付金604万6,000円の追加でございます。  次に、41ページの款9消防費、項1消防費は491万3,000円の追加で、消防施設費は、消防機械器具購入費116万1,000円の追加と水槽つき消防ポンプ自動車購入にかかる事業精査により79万円の減額で、特定財源は、防災対策事業債80万円の減額と消防団員安全装備品整備等助成金100万円の追加でございます。  次に、42ページの款10教育費、項1教育総務費は552万8,000円の減額で、学校教育総務費は、ふるさと創生奨学金の貸与人数の確定により144万円の減額で、特定財源は、ふるさと創生奨学基金繰入金であります。幼児教育推進費は、来春よりの城北・畑幼稚園の統合にかかります城北幼稚園の園舎改修及び通園バス購入経費1,255万5,000円の追加でございます。  次に、45ページから47ページの項6社会教育費は5,946万円の追加で、公民館事業費は、今年度より高齢者大学13学園の受講者より個人負担をしていただき、教養講座及び趣味講座の内容を一層充実していくための報償費等に161万4,000円の追加で、特定財源は、1,096人の受講者の参加負担金164万4,000円の追加、図書館費は、中央図書館の図書購入費200万円の追加、文化財保護費は西浜谷にお住まいの喜多清子様よりご寄附いただきました200万円を篠山城跡植樹活動推進委員会に補助し、植樹活動や育成活動を推進し、喜多様のご寄附の目的であります篠山城の桜育成に努めていただくための追加、文化ホール費は、四季の森生涯学習センター多目的ホールの舞台吊物装置取りかえ工事請負費240万円の追加でございます。  次に、48ページから50ページの項7保健体育費は2,342万円の追加で、保健体育施設費は、篠山総合スポーツセンターの屋上防水改修工事請負費434万円の追加で、特定財源は、篠山総合スポーツセンター基金繰入金434万円の追加、給食センター建設費は、現在建設中の西部給食センターにかかります給食用食器類及び運搬用コンテナ・厨房用備品並びに運搬用給食車の購入費用として2,636万5,000円の追加でございます。  次に、50ページの款11公債費、項1公債費は1億3,376万円の追加で、後年度の公債費負担の抑制と財政基盤確立のため、平成14年度から平成16年度に発行しました兵庫県自治振興事業貸付金6件を繰り上げ償還するものでございます。  次に、款12諸支出金、項1基金費は3億563万2,000円の追加で、財政調整基金費は1億2,247万1,000円の追加で、平成17年度繰越金等を財源としまして積み立てようとするもので、積立後の財政調整基金残高は22億4,038万8,000円でございます。減債基金費は1億8,294万6,000円の追加で、合併特例事業債のミニ公募債分、減収補てん債、臨時経済対策事業債の理論償還で前倒しで普通交付税に算入されている額を積み立てるものでございまして、積立後の減債基金残高は3億9,464万6,000円でございます。高齢者福祉基金費は6万5,000円の追加で、日本チバガイギー株式会社様から寄附金5万1,025円と東浜谷にお住まいの阪上房子様より1万3,153円をご寄附いただきましたので、ご寄附の目的に沿い積み立てようとするもので、積み立て後の基金残高は454万5,000円でございます。市営住宅建設基金費は15万円の追加で、賃貸住宅敷金の半額を基金に積み立てようとするもので、積み立て後の基金残高は211万6,000円でございます。  次に、51ページの款14災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費は1,440万円の追加で、7月17日からの梅雨前線によります中地区ほか4カ所の災害復旧工事請負費1,100万円、物件補償費250万円の追加で、特定財源は、農林水産業施設災害復旧補助金1,057万8,000円、地元負担金82万7,000円の追加でございます。  以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳入についてでございますけれども、特定財源につきましては、歳出のところでご説明申し上げましたので、一般財源につきましてご説明を申し上げます。  それでは、8ページに戻っていただきまして、款9地方特例交付金、項1地方特例交付金は1,349万2,000円の減額で、減税補てん特例交付金及び児童手当特例交付金の確定によるものであります。  款10地方交付税、項1地方交付税は、4億1,028万1,000円の追加で、本年度普通交付税が78億6,428万1,000円に確定したことによるものでございます。  次に、9ページの款15県支出金、項1県負担金の母子生活支援施設措置費負担金、10ページの項2県補助金の重度心身障害者医療費助成事業補助金及び高齢重度精神障害者特別医療費助成事業補助金、乳幼児医療費助成事業補助金の過年度分、あわせまして572万9,000円はいずれも一般財源でございます。  次に、11ページの款16財産収入、項2財産売り払い収入は116万5、000円の追加で、市道大沢味間線関連用地の売り払い収入でございます。  次に、12ページの款18繰入金、項1特別会計繰入金は239万4,000円の追加で、下水道事業特別会計、介護保険特別会計、宅地造成事業特別会計よりの繰入金でございます。  次に、款19繰越金、項1繰越金は2億684万7,000円の追加で、平成17年度決算による繰越金が確定したことによるものでございます。  次に、地方債の補正につきましてご説明を申し上げます。  第2条により、今回変更しようとする地方債につきましては、5ページの第2表、地方債の補正でお示ししておりますように、2項目でございまして、補正額は2,610万円の減額でございます。一般単独事業は、補正前の限度額1億6,350万円に810万円を追加し、補正後限度額を1億7,160万円にしようとするものでございます。その内訳は、地方特定道路整備事業の大沢味間南線改良に係る890万円の追加と、防災基盤整備事業の水槽つきポンプ自動車購入にかかる80万円の減額でございます。  次に、合併特例事業は、補正前の限度額8億5,900万円に3,420万円を減額し、補正後限度額を8億2,480万円にしようとするものでございます。その内訳は、国庫補助道路整備事業の大沢新栗栖野線改良にかかる3,420万円の減額でございます。  以上の結果、今回の地方債の減額により、補正後の地方債総額は18億6,180万円となり、このうち、普通交付税に算入されます地方債は14億2,161万円で、補正後の普通交付税算入率は76.4%でございます。  以上で提案理由の説明とさせていただきます.ご審議をいただきましてご決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましても、各常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにいたしたいと思います。したがいまして、説明に対する総括的な質問をお願いします。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第106号は、各常任委員会に付託することにしたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第106号は、各常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第23  議案第107号 平成18年度篠山市宅地造成事業特別会計補正予算(                 第2号)  日程第24  議案第108号 平成18年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第                 3号)  日程第25  議案第109号 平成18年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予                 算(第1号)  日程第26  議案第110号 平成18年度篠山市診療所特別会計補正予算(第1号)  日程第27  議案第111号 平成18年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(                 第1号)  日程第28  議案第112号 平成18年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第2                 号)  日程第29  議案第113号 平成18年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第1                 号)  日程第30  議案第114号 平成18年度篠山市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(小林正典君)  日程第23.議案第107号、平成18年度篠山市宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)から日程第30.議案第114号、平成18年度篠山市水道事業会計補正予算(第2号)までの8件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  議案第107号、議案第108号及び議案第109号について、円増建設部長。 ○建設部長(円増幸雄君)(登壇)  ただいま上程いただきました3議案につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
     最初に、議案第107号平成18年度篠山市宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、本特別会計が保有しております5団地22区画の販売促進につきましては、かねてより懸案でありました価格の見直しにつきまして、本年度ホープ池上団地、郡家団地及び住吉台団地の残区画に関し、販売価格設定時からの地価の公示価格等の動向などに照らし、販売価格の引き下げを行いました。  結果、ホープ池上団地2区画全部、郡家団地1区画全部及び住吉台団地5区画のうち1区画を売却することができたものでございます。  このことから、契約実態に合った予算編成を行うため、補正をお願いするものでございます。  歳入歳出予算の総額からそれぞれ646万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1億1,279万3,000円とするものでございます。  それでは、5ページの歳入について説明いたします。  不動産売り払い収入につきましては、売却に至りましたもののうち、予算計上しておりませんでしたホープ池上団地の1区画分1,025万6,000円及び住吉台団地の1区画分1,029万5,000円を追加します一方、販売できるものと想定して予算化していましたハートピア北条団地の3区画分のうち2区画分に相当する2,642万円を減額し、合計586万9,000円を減額するものでございます。  雑入につきましては、ハートピア北条団地及びホープ池上団地にかかります下水道受益者負担金に関するもので、売却実績に照らし59万9,000円を減額するものでございます。  次に、6ページの歳出について説明いたします。  財産管理費といたしまして、宅地造成ハートピア北条につきましては、今回補正する委託料は3団地の価格の見直しを行ったことを背景に、既購入者が弁護士を通じて、3団地の減額相当分の土地代金の返還を求める訴えがあり、これに対応するため、顧問弁護士への委託料として35万円を計上するものでございます。  工事請負費は、ハートピア北条で歳入減額しました2区画に対する地盤改良工事費278万2,000円を減額するものです。  次に、宅地造成ホープ池上では、過年度に一般会計から繰り入れて下水道受益者負担金の支出をしておりましたので、今回、購入者から相当の納入があったため22万4,000円を一般会計へ繰り出すものでございます。  また、歳入歳出予算編成上、予備費につきまして426万円を減額するものでございます。  続きまして、議案第108号、平成18年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、公共下水道事業でございますが、補正の主なものとしまして、1点目は4月の人事異動による職員人件費の精査によるものでございます。2点目は、平成17年度の繰越金の確定により、平成17年度受益者負担金で減債基金に積み立てするものでございます。  3点目につきましては、公債費について繰り上げ償還をしようとするものでございます。  これらによりまして、歳入歳出予算にそれぞれ2,799万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億6,811万6,000円にしようとするものであります。  それでは、議案書6ページの歳出から説明いたします。  まず、下水道総務費の一般管理費710万3,000円の追加の内容としましては、説明欄に示してあります職員人件費1,026万8,000円の減額は、職員2名の減に伴う人件費の精査によるものでございます。  次の公共下水道管理費1,737万1,000円の追加の内訳としまして、修繕料400万円は処理場やマンホールポンプにおいて、施設の老朽化や落雷に伴う機械設備の修繕を行おうとするものであります。減債基金積立金992万3,000円は、平成17年度の繰越金に含まれている受益者負担金で積み立てできなかったものについて、今回積み立てようとするものです。消費税及び地方消費税128万9,000円は、平成17年度の事業費精算による本年度の消費税確定分でございます。一般会計繰り出し金215万9,000円は、受益者負担金の繰越額が確定したことから、一般会計に戻すものでございます。  次に、公債費の元金2,089万円の追加は、受益者負担金不足分として発行しました市債の残額を繰り上げ償還しようとするものでございます。  これらの財源として、5ページの歳入について説明いたします。  繰入金の一般会計繰入金1,188万6,000円の追加は、一般管理費の補正財源として受け入れるものであります。  次の繰越金1,610万7,000円の追加は、平成17年度繰越金の確定によるものでございます。  次の特定環境保全公共下水道事業の説明に移らせていただきます。  補正の主なものとしまして、1点目は、人事異動による人件費の精査によるものでございます。2点目は、処理場やマンホールポンプにおいて、施設の老朽化や落雷に伴う機械設備等の修繕を行おうとするものであります。3点目は消費税及び地方消費税の平成17年度の事業費精算により追加するものであります。  これらにより、歳入歳出予算にそれぞれ1,338万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億6,547万4,000円にしようとするものであります。  それでは、議案書18ページの歳出から説明いたします。  下水道総務費の一般管理費1,338万4,000円の追加の内容としまして、説明欄に示しております職員人件費31万1,000円の減額は、人事異動に伴います人件費の精査によるものであります。  次の特定環境保全公共下水道管理費1,369万5,000円の追加の内訳としまして、修繕料630万円は、西紀中央浄化センターほか7つの処理施設におけます汚泥脱水機やマンホールポンプの水位計の修繕でございます。減債基金積立金86万8,000円は、繰越金確定により積み立てするものでございます。消費税及び地方消費税652万7,000円は、平成17年度事業費精算による本年度の消費税確定分でございます。  続きまして17ページの歳入について説明いたします。  繰入金の一般会計繰入金1,207万8,000円の追加は、一般管理費の補正財源として受け入れるものであります。次の繰越金130万6,000円の追加は、平成17年度の繰越金の確定によるものであります。  最後に、議案第109号、平成18年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、説明を申し上げます。  補正の主なものとしまして、1点目は、処理場やマンホールポンプにおいて、施設の老朽化、また落雷に伴う機械設備の修繕を行うものであります。2点目は、処理場の施設管理について、直営から委託管理による委託費の追加でございます。3点目は、消費税及び地方消費税の平成17年度の事業費精算により追加するものでございます。  これらによりまして、歳入歳出予算にそれぞれ745万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ6億4,464万2,000円にしようとするものであります。  それでは、6ページの歳出から説明いたします。  農業集落排水総務費の一般管理費745万2,000円の追加の内容としまして、説明欄に示しております職員人件費8,000円の追加は、人件費の精査によるものであります。次に、農業集落排水管理費744万4,000円の追加の内訳は、修繕料で110万円は、真栗浄化センターほか2つの処理施設において、脱臭剤の入れかえやマンホールポンプ水位計の修繕でございます。委託料320万円は、昨年度まで直営管理しておりました八上浄化センターほか2処理場を委託することにより追加するものでございます。消費税及び地方消費税314万4,000円は、平成17年度の事業費精算による本年度の消費税確定分でございます。  続きまして、5ページの歳入について説明いたします。  繰入金の一般会計繰入金728万3,000円の追加につきましては、一般管理費の補正財源として受け入れるものであります。次の繰越金16万9,000円の追加は、平成17年度繰越金の確定によるものであります。  以上、まことに簡単ではございますが、3議案の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りましてご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  次に、議案第110号及び議案第111号について、上本保健部次長。 ○保健部次長(上本義博君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第110号、平成18年度篠山市診療所特別会計補正予算(第1号)及び議案第111号、平成18年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第110号、平成18年度篠山市診療所特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回、補正をお願いしようといたします理由といたしましては、歳出では、人事異動によります職員人件費の精査に伴うものでございます。歳入では、これら費用を一般会計繰入金でお願いをしており、前年度繰越金との精査により減額するものでございます。  結果、第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ722万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ8,495万円にしようとするものでございます。  それでは、事項別明細書6ページの歳出により説明をさせていただきます。  1款1項1目一般管理費は、職員人件費関係でございまして、2節給料407万6,000円、3節職員手当等164万3,000円、4節共済費82万8,000円の減額は、人事異動によります職員人件費の精査に伴うもの、19節負担金補助及び交付金65万3,000円の減額につきましても、人事異動と看護師1名の減員による減額をお願いするものでございます。  次に、診療所管理費では、4節共済費2万4,000円の減額は、非常勤嘱託職員の労災保険料につきまして、当初見込み率よりも減額されたことに伴い減額をお願いするものでございます。  次に、5ページの歳入につきましては、3款1項1目一般会計繰入金797万4,000円の減額は、人事異動によります職員人件費の確定に伴い減額を、4款1項1目繰越金75万円の増額は、前年度事業清算に伴います繰入金を受け入れるものでございます。  以上、診療所特別会計補正予算第1号の提案理由の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第111号、平成18年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回、補正をお願いしようといたします主な理由は、まず事業勘定でございますが、歳出では、人事異動に伴います人件費の精査、出産育児金給付費の増額、老人保健拠出金、介護納付金額の確定に伴います増額、法改正によります保険財政共同安定化事業の創設のほか、17年度事業の確定に伴い、国庫支出金返還金の確定などによるものでございます。  歳入では、国庫支出金の本年度負担額の確定と、退職被保険者にかかります療養給付費交付金の確定及び過年度精算分の受け入れ、繰入金では、人事異動に伴う職員の人件費の増額による一般会計からの繰入、並びに保険財政共同安定化事業創設に伴います交付金の受け入れ、17年度決算による繰越金について、それぞれ補正をお願いするものでございます。  直営診療所勘定におきましては、歳出では、東雲、草山両診療所とも人事異動等によります職員人件費の精査、歳入では前年度繰越金と歳出経費の減額に対しまして、一般会計繰入金の減額を行うものでございます。  結果、第1条事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億3,121万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ39億3,392万1,000円とし、直営診療所勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ77万円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1億6,918万5,000円にしようとするものでございます。  それでは、事項別明細書7ページの事業勘定の歳出から説明をさせていただきます。  1款1項1目一般管理費のうち、2節給料から4節共済費並びに19節負担金補助及び交付金716万8,000円の増額につきましては、人事異動に伴います職員人件費の増、13節委託料81万1,000円の増額は、制度改正に伴いますシステム改修委託契約の差金と高額療養費自己負担上限額改正に伴いますシステム改修委託料110万2,500円を精査したものでございます。  2項1目賦課徴収費22万円の減額も、国保税システム改修委託契約の差金でございます。2款4項1目出産育児一時金115万円の増額は、出産育児一時金の改定に伴い、差額5万円23件分の増額でございます。  次に、3款1項1目老人保健医療費拠出金3,784万4,000円の増額、2目老人保健事務費拠出金9,000円の増額は、それぞれ18年度拠出金の確定によるものでございます。  続きまして、4款1項1目介護納付金3,369万円の減額は、介護納付金の確定によるものでございます。  次に、5款1項2目保険財政共同安定化事業拠出金は、このたびの医療制度改革関連法の成立を受け、本年10月から制度化されるもので、県内各市町が国保会計上の一般財源でございます保険税を拠出し、高額な医療費について共同で助け合うもので、各市町の実績医療費と被保険者数に応じて拠出することとなり、篠山市では1億7,800万4,000円を県国保連合会へ拠出するため、科目設定とともに予算措置をお願いするものでございます。  続きまして、9款1項3目償還金2,427万9,000円の増額は、平成17年度実績で、療養給付費国庫負担金の償還が生じたことによるものでございます。  次の10款1項1目予備費1,585万5,000円の増額は、17年度決算に基づき、補正予算の収支差額を計上するものでございます。  続きまして、5ページからの歳入でございますが、3款1項1目療養給付費等負担金287万3,000円の減額は、説明欄記載のとおり療養給付費等分の確定、並びに老人保健拠出金確定に伴い精査するものでございます。  次に、4款1項1目療養給付費交付金1節984万6,000円の増額は、現年度分の確定、2節1,229万5,000円の増額は、平成17年度の実績に基づき、社会保険診療報酬支払基金から追加交付を受けるものでございます。  次に、6款1項2目保険財政共同安定化事業交付金1億7,800万4,000円の増額は、歳出の方でご説明を申し上げましたとおり、本年10月から新たに実施する事業で、1件30万円を超えるレセプトを基準といたしまして、医療費の動向により、国保連合会から受け入れるもので、18年度分については歳入・歳出同額を計上いたしております。  続きまして、8款1項1目2節職員給与等繰入金775万9,000円の増額は、人事異動に伴いますもの、3節出産育児一時金繰入金76万6,000円の増額は、本年10月から増額いたします出産育児一時金5万円分の23件分で、給付費の3分の2につきましては地方財政措置されておりますことから、一般会計を通じまして受け入れるものでございます。  次に、9款1項1目その他繰越金2,541万3,000円の増額は、前年度決算で歳計剰余積立金を除いた額を繰越金として受け入れるものでございます。  続きまして、直営診療所勘定でございますが、事項別明細書21ページの歳出から説明をさせていただきます。  1款1項1目一般管理費のうち、草山診療所・東雲診療所職員人件費では、2節給料22万9,000円の減額、3節職員手当等60万6,000円の減額、4節共済費5万9,000円の増額並びに19節負担金補助及び交付金4,000円の増額につきましては、人事異動及び育児休暇職員の復帰、これにつきましては11月復帰予定にかかるものでございます。  事項別明細書20ページの歳入でございますが、3款1項1目一般会計繰入金の86万8,000円の減額については、人件費関係分は一般会計繰入金でお願いをしており、歳出の職員人件費の補正に伴い減額するものでございます。  次に、4款1項1目繰越金9万8,000円の増額は、説明欄記載のとおり前年度事業精査に伴います繰入金を受け入れるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りご決定いただきますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(小林正典君)  次に、議案第112号について、平野福祉部長。 ○福祉部長(平野芳行君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第112号、平成18年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回、お願いしようといたします介護保険特別会計のうち、事業勘定の主な内容は、1点目に4月1日付の人事異動に伴う職員人件費を867万円追加、2点目には、平成17年度介護給付費等決算の精算に伴い1,002万7,000円を追加、3点目には、本年4月からの介護保険法及び介護報酬の改正に伴い、居宅介護サービス計画費、いわゆるケアプラン作成費が大幅な単価アップになったこと、逆に、介護予防サービス計画費、いわゆる予防プラン作成費が予想を下回る低額な報酬に位置づけられたことにより、それぞれの科目に過不足が生じるため、4,925万9,000円を増減させる補正をお願いするものであります。  続きまして、介護サービス事業勘定の主な内容でございますが、これも事業勘定と同じく、人事異動の伴う職員人件費の追加をお願いするものであります。  それらの結果、第1条のとおり、介護保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,869万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ29億3,368万8,000円とし、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ792万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ2,784万4,000円にしようとするものであります。  それでは、補正予算書7ページの事業勘定の歳出から説明を申し上げたいと存じます。  1款総務費、1項1目一般管理費の171万2,000円の増額は、人事異動に伴います職員人件費の追加でございます。  続きまして2款保険給付費、1項6目居宅サービス計画給付費の4,925万9,000円を追加、次に8ページの2項介護予防サービス等諸費、介護予防サービス計画給付費の4,925万9,000円の減額は、先ほど申し上げました介護保険制度改正に伴います過不足の精査でございます。  続きまして4款地域支援事業費、1項1目介護予防特定高齢者施策事業費の45万5,000円の追加、続いて2項包括的支援事業・任意事業費、1目介護予防ケアマネジメント事業費の212万2,000円の減額、9ページに移らせていただいて、2目総合相談事業費の7万1,000円の追加、3目権利擁護事業費の840万5,000円の追加、4目包括的継続的ケアマネジメント支援事業費の14万9,000円の追加は、それぞれ人事異動に伴う精査による増減でございます。  続きまして10ページの6款諸支出金、1項1目第1号被保険者保険料還付金の26万1,000円は、第1号被保険者の資格喪失に伴う過年度還付金に当てるものでございます。また、2目償還金につきましては、平成17年度介護給付費交付金の精算に伴い、社会保険診療報酬支払基金への返還金でございます。2項繰り出し金、1目他会計繰り出し金の1万2,000円は、過年度の事務費精算金でございます。  続きまして、5ページからの歳入の説明を申し上げます。  3款国庫支出金、1項1目介護給付費負担金の166万5,000円、4款県支出金、1項1目介護給付費負担金の104万1,000円は、ともに平成17年度介護給付費負担金の精算に伴う過年度交付分であります。  続きまして、7款繰入金、1項1目一般会計繰入金の867万円は、職員人件費の追加に伴う一般会計からの繰入金でございます。2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金の13万3,000円は、平成17年度決算に伴う精算不足額を補うために、基金を取り崩すものであります。  続きまして、6ページの8款繰越金の719万円は、介護給付費繰越金分として717万8,000円、事務費繰越金として1万2,000円となっているところでございます。  続きまして、22ページからの介護サービス事業勘定の歳出を説明申し上げます。  1款介護サービス事業1項1目介護予防サービス事業費の792万7,000円は、人事異動に伴います職員人件費を精査したことによる追加であり、21ページの歳入におきましても、同額を一般会計から繰り入れるものでございます。  以上、提案の理由説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきましてご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  次に、議案第113号について、中西産業経済部長。 ○産業経済部長(中西宗一君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第113号、平成18年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、園芸施設共済勘定で無事戻し金の確定によります追加補正と、業務勘定におきます人事異動による人件費の増額で一般管理費を追加補正しようとするものでございます。  それでは、補正予算書1ページをごらんください。第2条の区分中段の補正予定額、園芸施設共済勘定で1万5,000円、業務勘定で100万8,000円の追加補正を行い、収入支出予定総額それぞれ1億3,975万9,000円にしようとするものでございます。  2ページ、3ページの収益的収入及び支出でございますが、まず2ページの園芸施設共済勘定の収入ですが、1款園芸施設共済事業収益、1項事業収益、3目の園芸施設連合会特別交付金1万5,000円を追加し、補正後予定額252万2,000円にしようとするものです。  支出につきましては、1款園芸施設共済事業費用、1項事業費用、1目園芸施設無事戻し金1万5,000円を追加するものでございます。  次に、3ページの業務勘定の収入ですが、1款業務事業収益、1項事業収益、1目受け取り補助金99万8,000円の追加は、一般会計繰り入れによるものと、3目業務引き立て金戻入1万円を追加し、補正後予定額7,025万2,000円にしようとするものでございます。  支出につきましては、1款業務事業費用、1項事業費用、2目一般管理費で、当初管理職を除く5名の人件費でありましたが、定期異動により、職員1名の減を管理職員に変更することに伴い、人件費にかかります給料、手当、法定福利費、厚生福利費の合計100万8,000円を追加しようとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきましてご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  次に、議案第114号について、三原公営企業部長。 ○公営企業部長(三原喜十郎君)(登壇)  ただいまご上程賜りました議案第114号、平成18年度篠山市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  補正をお願いいたします主な内容でございますが、まず3条関係予算の営業費用では、人事異動に伴います人件費の精査、コンピューターを利用して行う構造物の設計、製図をキャドシステムと呼んでおるようでございますけれども、その機能を組み込んだキャド数量積算システム導入に伴うシステムリース料の追加でございます。  次に、第4条関係予算では、継続事業で取り組んでおります多紀簡易水道統合事業、生活基盤近代化事業、西紀中にかかる国庫補助金の割り増し増によります事業費の精査、県土木施工道路改良工事等、事業変更による事業費の精査と、その財源でございます企業債、国庫補助金、工事補償金の精査が主な内容でございます。  それでは、補正予算書1ページ第2条から説明申し上げます。
     第2条に定めました業務予定量の補正でありますが、主な建設改良事業について、原浄水施設改良費を403万円減額して1億4,880万円に、配給水施設改良費を3,790万円追加して3億2,887万円に変更を行うものでございます。  次に、第3条に定めました収益的収入及び支出につきまして、補正予算書4ページで説明を申し上げます。  支出第1款水道事業費用15億3,842万9,000円に1,336万9,000円追加し、15億5,179万8,000円にしようとするものであります。その内訳として、1項営業費用12億7,669万5,000円に1,336万9,000円追加し、12億9,006万4,000円にするものでございます。  その内容といたしまして、1目の原水及び浄水費143万4,000円の追加は、人事異動によります人件費の精査、2目の配水及び給水費786万9,000円の追加は、人事異動によります人件費の精査、キャド数量積算システムリース料、3目の総係費406万6,000円の追加は、人事異動に伴います人件費の精査でございます。  次に第4条の資本的収入及び支出につきまして説明申し上げます。  補正予算書4ページをお願いします。まず、収入1款資本的収入5億1,374万1,000円に2,202万5,000円追加し、5億3,576万6,000円にしようとするものであります。その内訳は、1項1目の企業債3億5,580万円に500万円追加し、3億6,080万円にするものでございます。  その内訳は上水道債で配水管布設及び布設替工事、水道管支障移転工事等の事業精査によります1,200万円の減額と、簡易水道事業債でダム負担金、多紀簡易水道統合事業配水管布設工事、生活基盤近代化事業西紀中、水管橋等の事業精査によります1,700万円の追加、あわせまして500万円の追加でございます。  4項1目の補償金1億733万円に852万5,000円を追加し、1億1,585万5,000円にするものでございます。多紀簡易水道統合事業、生活基盤近代化事業西紀中にかかります国庫補助金が、当初要望に対し上乗せの内示があったことによります追加でございます。  次に、5項1目の補償金2,100万円に850万円追加し、2,950万円にするものでございます。その内容は、水道管支障移転工事にかかります原因者からの移設補償金でございます。  補正予算書5ページをお願いしたいと思います.支出1款資本的支出10億5,161万3,000円に1,634万2,000円追加し、10億6,795万5,000円にしようとするものであります。その内訳として、1項建設改良費7億1,687万1,000円に1,634万2,000円を追加し、7億3,321万3,000円にするものでございます。  その内容として、1目の原水及び浄水費403万円の減額は、多紀簡易水道統合事業、生活基盤近代化事業にかかりますダム負担金の精査、2目の配給水施設費3,790万円の追加は、配水管布設及び布設替工事、水道管支障移転工事等の事業精査、3目の業務設備費450万円の減額は、固定資産土木積算システムの購入費を、当初予定しておりましたけれども、積算システムリース料契約に変更するため、3条予算に組み替えを行ったものでございます。  次に、4目の事務費1,302万8,000円の減額は、人事異動によります人件費の精査でございます。  続きまして、補正予算書2ページをお願いします。第4条資本的収入額が資本的支出に対し不足する額5億3,787万2,000円を、5億3,218万9,000円に改め、補てん財源について、当年度分の消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金については変更ございませんが、当年度分損益勘定留保資金3,794万1,000円を3,225万8,000円に改めまして補てんしようとするものでございます。  次に、第5条に定めました企業債の限度額を補正しようとするものでございます。原水、配給水施設整備事業費、補正前の額3億1,540万円に500万円追加し、補正後の額3億2,040万円に改めるものでございます。  その内容は、ダム負担金の精査によります原浄水施設改良費、配水管布設及び布設替工事、水道管支障移転工事等事業の精査により、限度額の補正を行うものでございます。  補正予算書3ページをお願いします。第6条、議会の議決によらなければ流用することができない経費職員給与費について1億4,486万1,000円から112万6,000円減額し、1億4,373万5,000円に改めるものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきましてご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行います。なお、本案についても、それぞれ所管の常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。したがいまして、説明に対する総括的な質疑をお願いいたします。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第107号から議案第114号までの8議案は、お手元にお配りしました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託することにしたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第107号から議案第114号までの8議案は、お手元に配りました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定しました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明9日から9月11日までの3日間休会としたいと思います。  ご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。  したがって、明9日から9月11日までの3日間休会とすることに決定しました。  次の本会議は、9月12日午前9時30分から開議します。  本日はこれで散会します。ご苦労さまでございました。                午後 3時45分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成18年9月8日                        篠山市議会議長  小 林 正 典                        篠山市議会議員  酒 井 斉 祥                        篠山市議会議員  天 野 史 朗                        篠山市議会議員  市 嶋 弘 昭...